【リョナ注意】緑輝「歯形祭り。」葉月「はっ?」【響け!ユーフォニアム】
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294:292/345 ◆WJBKjMiKIY[saga sage]
2018/06/06(水) 23:41:30.52 ID:M8lWXEdT0
麗奈 「……問題は、命に危険が及びかねない重大な傷の場合でも、痛みの感覚が全然足りないって事ね。久美子も身を以て実感したでしょ? 人間上がりの吸血鬼は、首を切断されたら手も足も出ない。首をくっつけてくれる仲間が他に居なければ、唯、死を待つのみ。……にも関わらず、ナイフで首を切られている時の痛みは?」


久美子「……全然痛くなかった。」


麗奈 「でしょ? 私も首を切って貰って実感したわ。若しこれが真性の吸血鬼だったら、イメージしただけで物が動かせるから、自分で対処出来るんでしょうね。だから首を切断されても、なにも問題は無い。傷付けられた事を自覚出来る程度の痛覚があればいい。……でも、私達は? というかそれは、さっきの話の中に殆ど答えがあったわね。」

麗奈 「詰まり、私達人間上がりの吸血鬼は、真性の吸血鬼にとっては唯の戦争の為の兵隊だから、幾ら死んでも構わないって事なのね。だから、命に関わる様な重大な傷を負った場合でも、痛みの感覚は麻痺したまま。……だって、代わりの人間なんて他に幾らでも居るんだから、また噛んで眷族にすればいい。……そーゆー事なんですよね?」


あすか「うん、そーなんだろうね。個人的にはあんまり言いたくはなかったんだけど。……どお? 自分が使い捨ての道具みたいな存在だと知って、がっかりした?」


麗奈 「いいえ、御姉様の為なら喜んで使い捨てられます。」


あすか「だよね。……で、なんの話だったっけ? 予防接種だったっけ。……呪力をすっからかんになるまで消費すれば、傷は消えないし、出血もする。元々吸血鬼の痛覚が他の動物と比べて極めてにぶいのは、傷が直ぐに消えるから、痛みを感じる必要が無いからだ。じゃあ、呪力が枯渇して、傷の治りが普通の人間と同じ状態になったら?」


麗奈 「傷の痛みも、普通の人間と同じになるんですね?」


あすか「ピンポン。というか、多分、体の全ての機能が普通の人間と同じになる。……但し、人間の血液を飲まなくても体内の呪力はちょっとずつ回復する。これも自分の意思ではとめる事が出来ない。だから、回復した呪力を傷の消失に使わせない為には、常に呪力を他のなにかで消費せざるを得ない状況を作り出す必要がある。」

あすか「それはなんでしょう? ……答え、体の別の部分に、予め傷を付けておく、でした。……しょうがないんだよね。だって他の能力の発動にはもっと多くの呪力を必要とするんだもん。……実感として、一番消費量が少ないのは身体能力の強化なんだけど、じゃあ呪力が底を突きそうな時に傷を付けられたら、筋力は?」



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