【リョナ注意】緑輝「歯形祭り。」葉月「はっ?」【響け!ユーフォニアム】
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300:298/345 ◆WJBKjMiKIY[saga sage]
2018/06/06(水) 23:44:29.64 ID:M8lWXEdT0
あすか「詰まりね、久美子ちゃんの意識がある時には『物語』は存在していて、『読者』も見ている。久美子ちゃんの意識が無い時には『物語』は存在していなくて、『読者』も見ていない。では、なぜ久美子ちゃんの意識が無い時には『物語』が存在しないのか。それはね、久美子ちゃんの意識が無い時には、『物語』が存在出来ないからなんだよ。」

あすか「要するに、これは久美子ちゃんの物語なんだよ。久美子ちゃんの認識を元にえがかれる、『黄前久美子視点』の物語なんだよ。……久美子ちゃん、この世界、詰まりこの『物語の世界』の主人公は、君なんだよ。」


久美子「……なんで私?」


あすか「さあ、なんでだろうね。……とゆーかそれを言ったら、なんでわたしにだけ『物語』と『読者』の存在が見えるんだろうね。……いや、そうじゃないな。『見える』んじゃなくて、『見せられている』んだ。……だって、これはこの世界の『作者』が意図的に遣っている事なんだから。……そっか、じゃあなにか明確な理由がある筈なんだ。」

あすか「……なんだろ。……なんでわたしにだけ『物語』と『読者』の存在を『見せた』んだろ。……気付いて欲しかった? フィクションだと? ……でも、こんな杜撰な設定なら遅かれ早かれ気付いていたと思うんだけどな……。見縊られた? ……それとも、早く気付いて欲しかった? あ、時間制限か。そっか、言ってなかった。」

あすか「なんでこの『物語の世界』がもう直ぐ終わるのか、三人には根拠を言ってなかったね。……なんでそれが判るかと言うとね、……日付けの右側、詰まり読者さんから見た時に左側に、ページ数みたいな物も書いてあってね、その進行の具合からすると……。」


 と言いながら歩いて来て、また、私の目を覗き込む。


あすか「三四五の二九八か。……あと数十分で終わるよ。」


久美子「数十分?」


あすか「うん、多分。……わたしが最初にこれを見た時には三百四十五分の百七十で、物語は既に中盤だったんだ。それから一時間くらいしか経たずにこの数字だから、この『物語の世界』は今日始まって今日終わる、という事が推測出来る。……因みに、始まったのは夕方以降。多分夜だ。少なくとも昼の時点では、まだ始まってはいなかった。」

あすか「だって、今日学校で久美子ちゃんと会った時には、まだ久美子ちゃんの目の中に『宇宙人』は居なかったもん。……詰まり、昼の時点ではまだ『物語』は存在してはいなかったのさ。……だから、証拠は無いけど、今わたし達が居るこの世界その物も、昼の時点では、まだ存在してはいなかったんだろうね。信じられないかも知れないけど。」



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