【リョナ注意】緑輝「歯形祭り。」葉月「はっ?」【響け!ユーフォニアム】
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301:299/345 ◆WJBKjMiKIY[saga sage]
2018/06/06(水) 23:44:59.76 ID:M8lWXEdT0
あすか「……というか、わたしにも信じられない。この世界が作り物だなんてね。……わたしはここに居て、息を吸って、空気を肌で感じて、世界を見ている。……時間があって、空間があって、星空が無限に広がっている。この宇宙が作り物だとは思えないね。それに、わたしの体が作り物だとも思えないし、三人が作り物だとも思えない。」

あすか「でもフィクションだ。作り話の世界なんだ。そして、この世界を基に物語を書いている『作者』が、どこかの世界に存在しているんだ。多分、わたし達が知覚する事の出来ない、異次元の世界にね。……ねえ、なんか変な気分になってこない? 若しかしたら、わたし達が今まで何気無く読んでいた小説や漫画も、全部こうだったのかも知れない。」

あすか「だって、小説や漫画の世界の登場人物達も、みんなわたし達と同じ様に、物語の世界の中で息をしていた筈でしょ? 物語の世界の中で、生身の体を持っていた筈でしょ? わたし達と同じ様に、登場人物達にも、物が見えて、意識があって、思考があって、感情があった筈でしょ? ……というか、そうでなければ人間とは呼べないよね?」

あすか「そして、わたし達の世界と同じ様に、それら物語の世界の中にも、時間があって、空間があった筈でしょ? ……これも至極当然だよね? だって、時間と空間が存在しない世界では、そもそも人間は活動が出来ないもん。……詰まり、今まで読んできた小説や漫画の世界でも、我々の世界と同じ様に、宇宙空間が無限に広がっていた筈だよね?」

あすか「でも、わたし達から見たら、それらは唯の紙だった。平面に、文字や絵が印刷されているだけだった。そこにリアルな人間なんて居ないし、時間も空間も存在してはいなかった。……当たり前だよね? だって唯の紙だもん。……でも、わたし達から見たら唯の紙だったけど、そこには、実は物語の数だけ、広大な宇宙が存在していたんだよ!」

あすか「若干気が遠くなるね。世界に存在している小説や漫画の数だけ、異次元に宇宙空間が存在していたなんて。……いや、こうなってくるともう小説や漫画だけとは言い切れないよね。アニメも、ドラマも、映画も、実はみんなこうだったのかも知れない。紙だろうと映像だろうと、物語の裏で、新しい宇宙が異次元空間に誕生していたんだよ。」

あすか「だって、『そうでない』と誰が否定出来る? ……若しかしたら、『単に物語を作っているだけだ。宇宙など誕生してはいない。』とか、『宇宙を誕生させるなんて制作者は神か?』と反論する人が居るかも知れない。でも、そうじゃない。それら異次元空間の『宇宙』は、制作者の意図とは関係無く、物語を作る度に勝手に誕生しているんだから。」

あすか「だから、制作者に宇宙物理学の知識が無くたって、関係無いんだ。なぜなら、宇宙は勝手に生まれて来るんだから。同様に、地球惑星科学の知識が無くたって、関係無い。医学の知識が無くたって、関係無い。地球も、ヒトも、制作者が望めば、唯それだけで、制作者が望んだ通りに、なーんの問題も無く完璧に機能してくれるんだから。」

あすか「だって、そうでなかったら物語の世界の中で、登場人物達が生きられないでしょう? だから、制作者が表現したい物を、表現し易い方法で表現すれば、それだけでいいんだ。表現しにくい物、表現したくない物は、表現しなくたって構わない。縦え制作者が恣意的に物語を作っても、全てが調和した完璧な世界が、勝手に存在してくれる。」

あすか「だから、わたしもこの世界に存在している。……いや、わたしだけじゃなく、この世界その物がおかしな事だらけなのに、なんの問題も無く存在して、機能している。もお、設定のおかしさなんか、屁でもないね。……フィクション万歳! フィクションの世界よ、永遠なれ! ……と、言いたい所だけど、もう直ぐ終わるんだよねー。」

あすか「……どーも、こればっかりはさけられそうにない。……多分、どこにも逃げられない。……わたし達が見ているこの星々も、わたし達も、この地球も、多分、宇宙ごと崩壊する。物語の終わりと共にね。……だって、物語が終わったら、存続する理由が無いもん。……勿論、ここでも異論を唱える事は出来るよ?」

あすか「例えば、『物語の作成によって異次元に宇宙空間が生まれるけど、その後は物語が終了しても、なにも影響を受けない。』とかね。……よーするに、物語を作るとなんらかのエネルギー、物語のエネルギー? とでも言うべき物によって異次元に宇宙空間が創造されて、その後は最初に与えられたエネルギーによって宇宙が持続する、という説。」



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