男「そこは重要事項だ!!」天使「い、今、確かめます!」
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
201: ◆cTYQK/.TbSW.[saga]
2018/07/21(土) 23:05:02.91 ID:3TOq2raE0

融合の術…悪魔の術

戦闘で瀕死になった術者が、最も近くにいる他者の魂や肉体と融合し、相手が狼狽えている間に

相手をまるごと術者の意識の支配下に置いてしまう、浅ましい術…

赤髪天使は、取り込まれて、消えてしまったの…?

…

 『自分の実力以上の呪文を使えると言っても、所詮は下級悪魔』
 『奴にとっては、完全に使いこなすには少しばかり高度な魔術書だったようだ』
 『…気が付けばぼくは、あの悪魔の体で地面に仰向けに倒れ、悪魔の目で空を見上げていた』
 『赤髪天使の肉体はどこにもなかった、痕跡さえも』
 『逃げよう』
 『天界の追手が赤髪を探しに来る…この姿とは言え、連中に ぼく を見抜かれない保証はない』
 『へえ、おかしいな…追手に捕まっても良かったんじゃなかったか?』
 『違う、悪魔はまだ 死んでいない 』
 『そうだろ悪魔、ぼくに問いかけているお前は、生きているんだろ?』
 『くくく、これはこれで楽しいかもしれんが…天使の坊や、お前はどこまでこの状況に耐えられるのかねえ』
 『狂っちまうよ、お前は、耐えられず狂っちまうよ…遠くない未来さ、断言する』
 『うるさい、黙れ、黙れ…!!』
 『ぼくの天界の剣は、なぜか消えずに、いつの間にか悪魔が背に担いでいた』
 『もちろん俺の外套の内ポケットには、ぎっしりと魔導書が』
 『これらがあれば、追手をかわせる』
 『なあ坊や、生きて生き延びて、天使どもに復讐しようぜえ?』
 『月日が経つにつれわかったが、ぼくは悪魔の気配と天使の気配を切り替えることができるらしい』
 『俺が天使にちょっかいをかけ、天界が動けば、ぼくは天使の気配を纏う』
 『こうすれば悪魔の存在は消えてしまう、ほとぼりが冷めるまでこれで凌げる』
 『そう、貴重な魔導書は節約しなくちゃ』
 『なあ…俺のは結果はどうあれただの悪戯だが、お前はどう考えても天使を憎んでいるよなあ』
 『時には人間まで利用して、修行中の若い天使に、あそこまで残酷な真似ができるんだなあ』
 『ケケケケケ、お前は悪魔以上の悪魔になっちまった、赤髪の堕天使』
 『楽しいな、楽しいなあ!!』

…赤髪…



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