穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『54』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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220:世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]
2018/07/14(土) 00:55:30.47 ID:LjD1cxg10
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□外が静まりかえり、シェルターを出てみれば…辺り一面が更地だ

□私は前から決めていた事を実行する時だと思った



□…


□…まだいくらかマシだった頃、平和とは言い切れなかったけど、それでも笑ってられるくらいには余裕があった頃


□所長、教授…それから遊宇さん、4人で集まって医学と<アーツ>を組み合わせた研究を進めたり




□教授の作った水上ジェットボートで、本来なら半日掛かる裁判所までの道のりを1時間で往復したり


□所長の趣味で4人で雪山の山頂を目指して星巫女さん…と比較的に友好的な魔物娘とちょくちょく会って談笑したり






□だけど、それももうできそうにない






「……そう、貴女、行ってしまうのね」


白妙になる前の―『…今日まで行く宛ての無い私のお世話をしてくれた事、一生忘れません』バッ!



「うふふ!…私も自分に娘が出来たみたいで楽しかったわ」



白妙になる前の―『―−っ!』



□これ以上此処にいると泣きそうになる…だから足早に私は去った、矢澤ザザッんに勝った思い出の【運命ダイス】を置いて行って

□あるいは、形見のつもりだったのかもしれない









□私は白妙で出来たローブを着て、【悪魔像の祠】へ脚を運んだ




□一か八かだ、所長らから貰った医学論は私が寿命を迎える前に完成するかどうか分からない


□そもそも、非力な人間でそれまでに生きられるかすら分からない




□ローブの下には、所長、教授、遊宇さん、3人が遺してくれた贈り物がある



□あの子を目覚めさせる為のこれまで研究を重ねたまま未完成の魔術医学論文、遊宇さんのデータから【色欲】【喰人欲】抑制の試作型腕輪…

□…あとは、賭けに私が勝てるかどうかだ


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