【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2018/08/05(日) 20:35:29.43 ID:93bRhSM0o
芽吹「…………」
壁の外という熱さもあるのかもしれないが、
自分の呼吸が僅かに早まっていくのを感じて、芽吹は息を呑む
夏凜が怖いわけではない
この戦いだって自分から求めた想定内の試合
それでも緊張してしまうのは自分が劣っているからではないと芽吹は思う
目の前に立つ勇者の実力派知っている
彼女の強さも、その理由も今なら何となく分かるとさえ感じる
それでもなお緊張するのは、怯えているように感じてしまうのは
背負っているものの差か、覚悟の違いか
芽吹は探るように夏凜を見つめた
夏凜「なによ。アンタから来ないの?」
芽吹「余裕ね」
夏凜「一応これでも勇者の力を使ってるから。性能の差くらいは余裕もあるわよ」
芽吹「なら、少しの油断も欲しいものね……」
夏凜は余裕層に言葉を吐いてこそいるが
その目は一瞬たりとも芽吹から逸れてはくれない
ほんの少し体を動かせばその先を予測して叩き潰そうとしてくる
ほんのわずかな隙でも見せれば一瞬で攻め込まれ、潰されるのは芽吹にも想像に易い状況だった
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