【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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186: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2018/08/12(日) 20:06:52.05 ID:cPnNvY/Ko

蠍座から感じる殺意に似た何かはあるが、

目の前に近づいてなお、動く素振りを見せない不気味さと

いつ、どこから攻撃を仕掛けてくるかもわからない状況下での切らすことのできない集中

その分の疲労感を感じる夏凜は思わず息を呑んで奥歯をかみしめる

夏凜「……どこからくる」

攻めてくるのを待っているのか、隙を伺っているのか

その一瞬の思考の合間を狙い撃つように、夏凜の真横の火柱を鋭い針が貫く

夏凜「なッ」

蠍座の体はそれでも微動だにしていない

あくまで動かず尻尾だけを動かして夏凜の死角に隠し、

夏凜の集中が途切れた刹那、動かすという完璧に隙をついた一撃だった

しかし――

夏凜「ちょろいッ!」

夏凜はすぐさま前傾姿勢に切り替えると、

刀を斜めに構えて蠍座の針を受け流していく

砂浜での特訓は常に死角だった

砂や泥を投げつけられたり、人工的な砂嵐を起こされた状態での訓練だってあった

夏凜「本来は射手座の回転攻撃用だったけど……」

それでも死角からの攻撃になれている夏凜は、

人間の力とバーテックスの力との差に体勢こそ崩されたが、ギリギリのところで受け流す

夏凜「その程度の小細工、慣れっこなのよ」


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