【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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282: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2018/08/24(金) 00:22:01.04 ID:pzCu9rTDo

夏凜「…………」

ここでこそ、大人みたいな達観した諭す言葉が必要なのではないかと思う

互いに納得できる妥協案のようなものが。

しかし、夏凜にはまだそんな考えをすることは容易ではなくて

手にした数々の小説の中の一文から適した台詞でも引き出そうと模索する

だが、それもやっぱり簡単ではなくて。

夏凜は逡巡して、眉を顰める

夏凜「そういうときはお疲れ様。お風呂かご飯か私かって聞いておけば全部解決するかもしんないわよ?」

天乃「なぁに? それ」

夏凜「友奈達にとってはある意味でご褒美になるし、ねぎらいにもなるし。ちょうどいい塩梅だと思うけど」

冗談みたいな話……というよりも冗談半分なのだが。

みんなに対する償いや謝礼であり、頑張ったことへのご褒美にもなる

ごめんなさいか、ありがとう

どちらを言うべきか迷うくらいならどちらともとれるようなことを言えばいい

それに対する相手の反応で何を言うべきかを決めればいい

夏凜「本当なら、頑張ってくれてありがとうとかでも良いんだけど。あんたの心情的にはそれじゃすまないんでしょ?」

面倒くさい性格だわ。と

皮肉ぶって言い放った夏凜は髪を掻きながら、ちらりと天乃を見る

頑張ってくれてありがとうと思いつつ、無茶させてごめんねとも思う

そんな不憫な性格は治そうとしても、きっと簡単には治らない

夏凜「正直、あんたが謝ると誰も幸せにならないのよ」


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