【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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380: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/10/21(日) 09:34:04.92 ID:2A8lxSWxo

天乃「ゆっ――」

沙織「分かるよね」

二度目の奉火祭は人間側が誓いを破り、戦いに打って出たことに対する怒りを鎮めるためのものだ

そんな裏切り対する怒りへの許しは、

それこそ、反抗してきた勇者の末代までを差し出したりでもしない限り認めてはもらえないかもしれない

だが、そんなことをしたら希望が潰えてしまう

沙織「そこで話が出ているのが、半神、乃木園子。巫女を兼ねる天才、東郷美森。そして……神の敵、久遠天乃」

天乃「…………」

沙織「この三人の中から一人差し出すことで、どうにか抑えて貰えないだろうか。という話になってきてる」

沙織の三本の指が立ち、折れていく

残った部分は薬指、沙織が天乃の名前を当てたところだ

沙織「この中で一番可能性があるのが、久遠さんだよ」

天乃「……妥当な判断ね」

沙織「冗談じゃないんだよ……大赦は本気だ」

天乃は久遠家として神に対抗するための強い力をもっているが

その力の大部分は今胎に宿っている双子の子供に譲渡されている

つまり、その子が生まれた後の天乃は出がらしも同然ということになる

それは、【もっとも利益の出る損失】ということでもあるのだ


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