【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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379: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/10/21(日) 09:31:24.19 ID:2A8lxSWxo

天乃「それをしないっていうことは、まさか……奉火祭を行うの?」

沙織「その場しのぎとして。ね」

天乃の問いかけるような声にうなづいた沙織は嫌悪感のにじむ声でつぶやくと、目をつむる

あまり考えたくはないことだが、

そのような流れになろうとしているのは現実であり、最も可能性が高い

というのも、

壁画委調査に出て最善策を考えるといっても

刻一刻と弱っていく神樹様に対し、強まる天の神の力

悠長に調査して考えて。などという時間はまずないといっても過言ではない

ならばどうするかと考えて出てくる選択肢は一つ

奉火祭を行うことによる時間稼ぎだ

怒り狂う神を完全に鎮めることは、もう不可能に近いだろう

それでも、300年前にも行った奉火祭を行い願う

どうか怒りを鎮めてくださいと、言葉通り神頼みをするのだ

沙織「人が誓いを破っておきながら、またしないと人が願う。あまりにもおかしな話だよね。少なくとも、妖怪なら信じない」

天乃「九尾だったら、間違いなくふざけないでと怒るでしょうね」

沙織「だから、こんな話が出てくるんだよ」

そういった沙織は、誰かが聞き耳を立てていないかとあたりを見渡し、

二人きりのはずの使われていない病室が保たれていることを確認し、天乃へと向き直る

沙織「反抗するための力、それを行使する勇者を捧げるべきではないか。ってね」


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