【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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415: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/10/21(日) 11:09:28.87 ID:2A8lxSWxo

九尾「久遠家の生き方に逆らった主様の心を折ろうとするやもしれぬぞ」

天乃「まさか」

九尾「奴の性根の悪さは酷いものじゃからな。あり得ぬ話ではなかろう」

天乃「さすがにそんなことはないと思うけどね。さすがに」

世界のために些細な犠牲を辞さないやり方をするならば、

世界を救うことも壊すこともできる力を持つ子を宿した天乃の心を深く傷つけるようなことはしないと、

天乃は信じて否定する

天乃「でも、その悪い考えがあっても接触できるに越したことはないわ」

九尾「ふむ……」

吉と出るかはわからないが

接触できなければ吉と出る可能性がそもそも潰えてしまうのだ

来てくれるというのならば見逃す手はない

それに。と、天乃は微笑む

天乃「私にはたくさんの支えがあるもの。そう簡単に、折れてなんてあげられないわ」

九尾「主様がそういうのならば、そうなのやもしれぬな……今の主様ならば。じゃが」

天乃「どうしてそこを強調するのよ。否定はできないけど」

祖母譲り……いや、

きっとその逆であろう意地の悪い冗談を述べる九尾をにらみつつ笑う天乃の横で、

九尾はふと。顔を伏せて息を吐く

九尾「主様。一つだけ問いたい」

天乃「なに? お祖母ちゃんにあうかどうかなら――」

九尾「そうではない。主様にとって、人間とはどのようなもののことを言う」

天乃「何よ。哲学的な話なら私より園子向きじゃない?」

九尾「妾の主は主様じゃろうて」


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