【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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445: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/10/22(月) 22:58:16.12 ID:GzS/GWB9o

天乃「神様との取引……?」

考え事の小さな呟きに応えるように、沙織は苦笑すると

話したら止められるから言わなかったのかもしれないね。と

少し困ったような表情でいう

神様との取引ともなると、簡単なことではないし

易い代償で済むとも考えにくい

もちろん、神樹様がお人よしであるならば少しも違ってくるかもしれないけれど。

天乃「そんなこと、覚えがないってことは久遠家に関してか、身内で話し合っていたかだけど」

沙織「お祖母様と話してたんじゃないかな? 仲は悪かったけど、大赦の中枢にいる人ではあるから話さないわけにはいかなかったと思う」

天乃「なるほど……」

沙織「でも正直、久遠さんがその調べものをしなくなって安心してるんだ。あたし」

切なげな表情だった

そしてなにより、安堵を感じる印象的な笑みだった

天乃「沙織?」

沙織「だって、なんか……嫌だった。怖かったっていうほうが正しいかもしれない」

それは天乃が怒りに満ちているとかどうとか

そういう暴力的な怖さではなく

出かけていくその後姿を見過ごせば二度と帰ってきてはくれなくなるような

創作物でよくある別れのフラグ的な要素のように思えてならなかったと言う

沙織「笑顔だったし、普段と変わらないようには見えたんだけどね……でも、それがなんだか、逆に不安だったのをよく覚えてる」


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