【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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552: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/10/30(火) 21:52:29.43 ID:RDNEIBVRo

天乃は笑って語った

冗談にしていいような話ではないが、冗談染みていて笑顔で語らずにはいられない

選んでくれた嬉しさももちろんあるが、

どうして迷わずこの選択をしてしまうのかという困った思いも混じった笑顔

夕海子はその決意を胸に抱いた勇者部の面々と対峙した

だから解る

彼女たちが決して生半可な気持ちでそれを選んだわけではないことを

神々に対抗できる最高の力を持っているからなどという理由ではないことを

夕海子「だからこそ、強い思いがそこにはあるのでしょう。だからこそ、そこに活路があるのかもしれません」

天乃「私もそう思うわ……もっとも、だからって無理されるのは嬉しくないんだけどね」

夕海子「久遠さんは少し求めすぎです。多少の無茶くらいさせてあげれば良いのですわ」

天乃「でも」

夕海子「その分、すべてが終わった後にうんっっっっっと文句を言ってご奉仕させるんですの!」

今回の件で芽吹さんを召使のように扱うことができるようになりましたし、

今からもう、わくわくして仕方がありませんわ。と

極めて明るい声で言い、ビシッっとポーズを決めて見せる

夕海子「だから、絶対に失うようなことがあってはいけないのです。骨折り損のくたびれ儲けなんて、嫌ですから」

にっこりと笑みを見せた夕海子は、

だんだんと近づいてくる足音を察知した瞬間に、窓から飛び出していく

夕海子「ではまたいずれ!」

ガサガサ、バサバサ……と軽い音から危うげな音まで外から聞こえたが

見ることはできないので目を逸らす

天乃「……今、最も無茶してたのは貴女だと思うわ。弥勒さん」

近づく足音が病室の前を通り過ぎていくのを聞きながら、

天乃は困ったように笑いながら、つぶやいた


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