【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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698: ◆QhFDI08WfRWv[saga sage]
2018/11/11(日) 14:12:18.88 ID:VcSaUQPwo

√ 11月13日目 夜(病院) ※土曜日


天乃「貴女は、どう考えているの?」

九尾「なんじゃ、妙に妾に問うのが多いではないか」

くつくつくつ……と

挑発するような笑い声をこぼした九尾は、

整った顔立ちから理想的な見下す表情で天乃を見る

九尾「忘れてはおるまい? 妾は妖狐じゃぞ」

天乃「だから?」

九尾「騙し、誑かし、唆し、利用するのが妾……九尾じゃと言うておる」

記憶喪失とはいえ、

そんなことまで消えうせたわけではあるまい。と、九尾はいぶかし気に言うが、

天乃は「そうね」と、苦笑する

天乃「そんな、気遣うように確認してくるような妖狐が、ただ単純に悪さだけをするとは考えにくいだけよ」

九尾「…………」

天乃「悪から善に変わる悪。悪に徹しきれない悪。一のための善ゆえの悪。とか」

九尾「妾がそうとは限らぬが」

天乃「少なくとも、今の私に対してはそうでしょう。特に、私のための悪に平気で手を染めるタイプ」

だが、そこに罪悪感や躊躇いと言ったものは存在しない

目的のためにこうする必要がある。だからする。ただそれだけしかない

ゆえに、悪や善といった考え方そのものから乖離しているといってもいいかもしれない


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