ヒッパー「あんたがアズールレーンの指揮官ね?」 指揮官「っ……いかにも」
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52:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/04(土) 22:38:38.44 ID:Dug4bC3h0
〜

ドガァン

「くぅ……!!」

ヒッパー「やった!!ははっ!!ざまあみなさい、セイレーン!!お前みたいなザコにこの私が負けるかっての!!指揮官の為に今度こそ沈めてやるわ!!」

オイゲン「お前程度、私が万全の態勢で本気を出せば鎧袖一触よ。私の心を弄んだ罪……そして何より指揮官を手にかけようとした罪、死をもって償いなさい」

指揮官(決着がついたようだった。ちらりと様子を窺うとセイレーンが大破していた。こちらも油断はできないが敵の量産型の攻撃は何とか防げている)

「指揮官、ね……ふふっ……あなたたちは本当に哀れな存在……生み出した存在とはいえ、本当に哀れで悲しい存在……」ニタァ

オイゲン「はぁ……?狂ったのかしら?意味が分からないわね。そんなことどうでもいいわ。それを勝手に哀れまれて不愉快なんだけど」

ヒッパー「いちいち癇に障るやつねお前は!!生み出されたとか関係ないわ!!私は私!!殺してやるからありがたく死になさい!!」

「お前たちは、ヒトと同じ。そういうもの。けど人はお前たちを自分たちと同じとは決して認めないわ」

オイゲン「っ!?その言い草……やはりあの時の殻は……!!」

ヒッパー「あんただったのね……!!あの時喋っていたのは……!!」

「フネからヒトへ……メンタルキューブによってお前たちは確かにヒトに……だけど人は結果が同じでも過程が違うだけで異物扱いする……そう!!」

「あなた達が想いを寄せる指揮官でさえ心の底ではお前たちを異物と思っている!!その男はお前たちを迫害したりはしないかもしれないわ!!」

「友好的に接することができるかも!!けど、あくまでその男にとってお前たちは異物のまま!!お前たちが望むような関係にはなれない!!」

「「っ!!」」ビクッ

指揮官(しかし、最後のあがきなのかセイレーンが二人に対して言葉による精神攻撃を加え始めた。どうやら俺の知らないところで何かあったらしい)

指揮官(だが問題ない。そんなものに惑わされたりする二人ではないはずだ。それよりも今は指揮に集中しなくては)

「仮に勝利したとして、その後はどうするのかしら?元の世界に戻れるわ。おめでとう!!」

「……で、そして?お前たちの愛する指揮官がほかのまっとうな人と幸せになるのを見届ける?」

オイゲン「……っ。……そんな戯言で今更この私が狼狽えるとでも?」

ヒッパー「そ、そうよ!!見苦しい悪あがきは止めておとなしく沈みなさい!!」

「ふふふふふ……じゃあなんでお前たちの指揮官は何も言わないのかしら?聞こえているはずなのに否定しないのかしら?」

「「!!」」ゾワッ

「認めましょう。その男は確かに誠実で良い人だわ。だからこそ、私の言葉を否定できない!!なぜなら、それが本当だから!!その男はお前たちを異物と思っている!!」

ヒッパー「う、嘘よ!!そんなの信じない!!お前は出鱈目を言っているわ!!そうでしょ、指揮官!?」キッ バッ

オイゲン「し、指揮官……そんな訳……ないわよね……?そんな風に思っているわけないでしょう……?」カタカタカタ

指揮官「っ!?」チラッ

指揮官(怒鳴るようなヒッパーの声と、震えるか細いオイゲンの声。まさか……!!そちらを見ると二人が動揺した様子で俺を見ている)

指揮官(信じられなかった。あの二人がセイレーンの口車に乗せられるなんて!!いったい何があったんだ……)

指揮官(しかし、もうこうなっては俺は二人に何らかのアクションを取らなくてはならない。殻たちに自律戦闘を命じ、二人に向き直る。俺は……)



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