ヒッパー「あんたがアズールレーンの指揮官ね?」 指揮官「っ……いかにも」
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57:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/05(日) 15:14:14.78 ID:Ldr36Wgw0
指揮官「勿論だ!!そんなことあり得ない!!俺が君たちのことをそんな風に思っているとでも思ったか!?」

オイゲン「指揮官……!!」

ヒッパー「ふんっ!!思ってないわよ!!ただ確認しただけ!!」

「ふふっ♪じゃあ聞くわ、指揮官!!答えて頂戴。お前はこの子たちをお前の一生の伴侶にするのかしら?」

「「っ!!」」

指揮官「なっ!?」

「そういうことじゃないの?お前は確かに言った。そんなことあり得ないと。それはつまり、お前はその二人を異物とは思っていない」

「そしてその二人が望むような、一生の伴侶になるということでしょう?自らのつがいにするということでしょう?」

指揮官「……!!」

指揮官(まくしたてるように一方的に言いたいことを言うセイレーン。二人を異物と思っているということに対しての反論をデリケートな話題にこじつけてきやがった!!)

「即答できないのね!!それはなぜ!?考えてみなさい、二人とも!!なぜ彼は即答しないの!?それはそんなこと考えてすらいなかったからよ!!」

「「!?」」ゾワッ

指揮官「っ!?違う!!そうじゃない!!」

指揮官(その上、絶句している間にさらに一手打たれてしまう。セイレーンの言葉に慌てて反論した)

指揮官(しかしオイゲンとヒッパーはショックを受けたように目を見開いて俺を見つめている)

「違う?そうじゃない?じゃあどういうことかしら?ねえ?教えてくれる、指揮官?この子たちを妻にするの?」

指揮官(このままじゃ不味い。完全にセイレーンのペースに飲まれかけている。冷静に考えればセイレーンの言っていることが無茶苦茶だと分かるはずだ)

指揮官「ふざけるな!!それは今関係ないことだ!!そもそも、お前の言っていることは」

「逃げるな!!答えろ!!それでも男かしら!?否定か肯定、どちらかの簡単な質問でしょう!!」

「「……」」ジッ

指揮官(そこを指摘しようとする俺の言葉を大声で怒鳴りながら遮るセイレーン。そして俺の方を窺うヒッパーとオイゲン。……二人とも心を乱されすぎているようだ)

指揮官(セイレーンの言っていることが勢いだけの無茶苦茶だということに思い至っていない。それどころか俺の返答を待っていた)

指揮官「くっ……!!それはとても大事なことだ……今ここで、しかもお前のような奴がいるのに話すようなことではない……」

「ふふふ……聞いたかしら?今ここで話すようなことではないらしいわよ。あなた達にとってこれほどの運命の分岐路はそうそうないというのにね?」

指揮官「っ!?」

ヒッパー「ど、どういうことよ……!?」

オイゲン「……」

「お前たちが私を倒せば、元のあるべき場所へ戻れる。それはつまり、他のまっとうな人が……女がいる世界へ」

「「……」」

「何度でも言ってあげる。まっとうな女と比べてあなた達のような得体のしれないフネが選ばれると本気で思っているのかしら?」

指揮官「俺は、オイゲンとヒッパーを得体のしれないフネだなんて思っていない!!大切な存在だ!!」

「けどその大切な存在とやらはこの子たちの望むものかしら?想像してみなさい、哀れな雌よ。その男がほかの女のモノになることを」


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