ヒッパー「あんたがアズールレーンの指揮官ね?」 指揮官「っ……いかにも」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2018/08/03(金) 08:27:33.29 ID:jplgx4ps0
オイゲン「っ!!指揮官……お願い……オイゲンって呼んで……!!いつもみたいに私を呼んで……!!」ジワァ
指揮官(俺の他人行儀な呼びかけに対して、オイゲンは今にも泣きそうな縋るようなまなざしで俺を見るとそう懇願してくる)
指揮官「……オイゲン」
オイゲン「っ!!……何度言えば分かるの?それともわざとなのかしら?なれなれしく私の名前を呼ぶな……!!」パァッ ギロリ
指揮官「っ……」
指揮官(それに応えていつものようにオイゲンと呼ぶ。始め、オイゲンは本当に嬉しそうに救われたような笑顔を浮かべた)
指揮官(しかしすぐにその表情は怒りを込めた不快げなものに変わってしまった。敵を込めて睨み付けられ、気圧されてしまう)
オイゲン「っ……!!うぅ……うぅうううう……!!助けて……助けて指揮官……!!私……私……どうすれば……」ポロポロ
指揮官(そして今度はもう限界だというようにくしゃりと顔を歪め、涙を流して俺に助けを懇願してくる。これ以上はもうオイゲンの心が耐えられない……!!)
指揮官「くっ……どうすれば……っ!!」ハッ
指揮官(そうだ!!セイレーンがオイゲンを操っているあの装備を壊せればこれ以上の洗脳攻撃を防げるかもしれない!!)
セイレーン「ふふふ……これが気になる?さっきも言ったけどこれは貴重品なの。悪いけど渡しも壊させもしないわ」フリフリ
指揮官(俺の視線で何を考えているのか察したのか、セイレーンは手に持っている洗脳装置を再び振ってみせる)
指揮官「人を操る……そんな冒涜的なモノが存在していいはずがない!!この世から消し去ってやる!!オイゲン!!あれを撃て!!」
オイゲン「指揮官……!!」
「えい」チャキ パン
指揮官「ぅ……!?」ドサッ
指揮官(焼けるような痛み。気が付いたらうつ伏せに倒れていた。抑えた手が血に染まる。セイレーンが取り出した拳銃で俺を撃ったのだと少し遅れて気が付いた)
「ふーん……これでも死ぬのね。お前たちの脆さは致命的な弱点よ。はい、お前たちの武器だから、お前たちに返すわ」ポイッ
指揮官「くっ……はぁ……!!」
「楽しい実験になりそうね?さようなら。さあ、帰還するわよ、オイゲン」
オイゲン「まだ死んでない。止め」
「はいらないわ。ほら、早くしなさい」
オイゲン「……その詰めの甘さがいつか身を亡ぼすわよ」
「詰めが甘い?いいえ。必要な事よ、これは」
オイゲン「そう……お前たちの考えることは理解しがたいわね」
指揮官(遠ざかる足音。セイレーンとオイゲンが去っていくのだとだけ理解できた。痛みでそれどころではないが)
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