232: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/10/24(水) 21:56:56.92 ID:zLYT6wB50
眼鏡男「僕は、君が素直に旅立ったことを不思議に思ってさえいるんだよ」
眼鏡男「上級魔族を容易く葬る力をもっている今の君なら、国王に復讐することだって簡単だったはずだ」
勇者「金をたんまり渡されたからな」
勇者「それに、気持ち良かったんだよ。オレを迫害した連中がオレに頭を下げるのがさ」
眼鏡男「完全に失脚させた方が、もっと気持ちが良いよ」
勇者「確かに国は憎い……けど、わざわざ徒党を組んで復讐するほどの執着もねえんだよ」
勇者「わりぃな。オレは自由に暮らせさえすればそれでいいんだ」
眼鏡男「自分さえ良ければいいのかい!?」
勇者「ああそうだよ、オレはそういう人間だ」
勇者「それに、他に大切な約束がある」
眼鏡男「……スラム生活で、すっかり心が歪んでしまったんだね。僕は悲しいよ」
眼鏡男「こうなったら奥の手だ」パチン
筋肉男「大人しくしてもらうぞ」グイッ
学者風の男「じっとしててね」ガチャン
魔王「!?」
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