モバP「茄子さんが痴漢プレイにハマってしまった」
↓ 1- 覧 板 20
4: ◆FreegeF7ndth[saga]
2018/08/13(月) 22:04:31.82 ID:JJ8rLFkyo
●
私の衝動は――そこでシなければならない、という――強迫観念を帯びていました。
このむわっとした半密室で、アイドルとプロデューサーとして逸脱した挙に及ぶのです。
そうすることによって、逆説的にですが、
アイドルとプロデューサーという関係以上のつながりを感じられます。
プロデューサーの手はためらいます。当たり前です。
男性向けのビデオや小説では、たいてい痴漢は積極的に女性を犯します。
しかし現実に痴漢に及ぶ人はほとんどいません。社会的な死が待っているからです。
でもそれを思うと、なお私はプロデューサーの手が欲しくなります。
脇腹のあたりにプロデューサーの手を当てさせると、そこがゾクゾクと痺れて、
それだけで肋骨周りに力がきゅうっと入ってしまいます。
プロデューサーはためらいがちに、私の肩と背中に手を回します。
「もっと強く、食い込ませてくださいっ」
肩と背中。まだ痴漢とは言えない場所です。
でもこれが最初の一歩。プロデューサーから、今、私の体を触らせました。
「声も出せないぐらい、強くしてください」
プロデューサーの上半身に背中をこすりつけます。
すると首あたりから、私の蒸れた体臭がピンクのブラウスからぼわぼわと立ち上って、
プロデューサーの鼻腔を襲うはずです。打算的で露骨な媚態。
「私、汗臭くありませんか」
「臭くはないよ」
「じゃあ、もっと嗅いで欲しいです」
私の体温が上がって熱くなって、蒸散していった私の一部が、プロデューサーの粘膜を犯している――と思うと。
それがプロデューサーを狂わせて、手に力を入れさせやしないか――と思うと。
私は胸がおかしくなるぐらい息が荒くなります。
ああ、この呼気の二酸化炭素もプロデューサーの肺腑に入っていくのでしょう。
「あ、すまんっ」
私がプロデューサーに肩を押し付けると、その流れでブラの肩紐が、プロデューサーの指に引っかかりました。
すぐ指が離されたので、肩紐はズレるだけで済みましたが、小さく詫びの言葉が聞こえます。
「謝らなくって、いいですよ――いや、やっぱり謝ってください」
「えっ」
「プロデューサーの手が、ブラにかかったとき、期待しちゃったんで」
ぬか喜びさせて――という恨みを視線に乗せてぶつけます。
そうするとプロデューサーも目を瞠(みは)ります。
あなたのおかげで覚えた、アイドルとして『目で殺す』やり方は、あなたにも通じるんでしょうか。
「じゃあ、俺は謝らない」
「それは、どうして」
「茄子が、悪いんだからなっ」
殺した――殺しました。プロデューサーとしての見栄・理性を、かなぐり捨てさせました。
私の肩を掴む指に力が入ります。私の勝ち。鎖骨の痛みが私をくすぐります。
それを実感しただけで私は、下腹から肺と喉にかけて、ぐるぐると回る甘イキの感覚に酔い痴れます。
15Res/26.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20