2:名無しNIPPER
2018/10/19(金) 21:14:50.30 ID:myPBodDD0
部屋を照らすのは、心もとないランプの明かりと、窓の外の空を厚く覆いつくしている雲から時折落ちる雷だけだった。
雷鳴と共に部屋が明るくなる。幸子の姿がはっきりと見えた。
そして幸子の前に鏡が。
幸子は、鏡に映る自分の姿をみてから、口元に笑みを浮かべ、
「鏡よ、鏡よ、鏡さん。世界で一番カワイイボクは誰ですか!」
鏡は一拍おいてから「それは、貴女でございます」と答えた。
幸子の笑い声が部屋に響いた。
幸子は、我に返りゴホンとわざとらしい咳払いをしてから、
「鏡よ、鏡よ、鏡さん。世界で一番カワイイボクは誰ですか!」
再び鏡に問いかけた。
鏡はまた一拍おいてから「アナタデス」と答えた。
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