【忍殺】ザ・グレート・トレイン・ラブリー他【オリキャラ】
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54:名無しNIPPER[ saga]
2018/11/08(木) 22:28:08.59 ID:a3bO0AX/0

シューゲイザー「よくありませんな」


 シューゲイザーは手の中のエメツ鉱石をそう鑑定した。
ルーペをスーツの胸ポケットにしまい、シャープなメンポの顎あたりを悩ましげになでる。


シューゲイザー「掘れば掘るほど質は下がっていくばかりのようだ。これでは我々としても、定価での買取は難しい」


 その胸では所属を暗示するクロスカタナ紋のバッジが誇らしげに輝いていた。
彼はネオフクオカを本拠地とする暗黒ニンジャ組織カタナハント・ユニオンのエージェントである。


スノーウィンド「そんな無茶な……我々は今まで、誠意をもってあなた方のご要望をお聞きしてきたじゃありませんか」


 白装束のニンジャ、スノーウィンドが冷や汗をかきながら応じる。
彼はコリ・ニンジャ傭兵団の一員であり、この鉱山の責任者。
二人が相対しているのは鉱山施設管理棟内にある彼の執務室だ。


スノーウィンド「こうして冬季も手掘りで採掘を続けているのも、一年中エメツを下ろしてほしいというご要望にお答えするためです」


 倉庫には重機もダイナマイトもあるが、この季節の採掘には使えない……振動で雪崩が起きるからだ。
実際、昨年コリ・ニンジャ傭兵団の所有する鉱山の一つが冬季に重機を投入した末、分厚い雪の下に埋もれて使い物にならなくなった。


シューゲイザー「作業員は提供したではありませんか」

スノーウィンド「ええ。しかし有償のうえに全員トーシローときてる。どこからかっさらってきたのか存じ上げませんが……機材や宿舎を揃えるコストも考慮していただきたいな」

シューゲイザー「どれほど金をかけていただいても、その結果がこれでは困ります。カブナカマの鉱山はもっと純度の高いエメツを産出しているのです、これでは競争にならない」



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