20:名無しNIPPER[saga]
2018/10/26(金) 23:45:51.40 ID:FT+LvVx60
シトナイ「色んな英霊がいるものね。挨拶してたらすっかり時間かかっちゃった。それに、眠くなってきたわね……。肉体の事を気にしないで済む英霊達がちょっぴり羨ましい。大きなベッドももらってるし、今日のところは寝ましょうか」
シトナイはのんびりと入浴を終えると、贅沢を言って取り寄せてもらった高価な整髪料と歯ブラシを使ってから眠りに就いた。
三柱の女神の融合。そのテクスチャとして求められたイリヤスフィールの肉体。
彼女の複雑な状態につけ込んだ陰湿な責め苦が、眠りの隙をついて狡猾にも牙を剥く。
シトナイ「ん……あれ?」
眠っていたシトナイは違和感を感じて眼を覚ます。
そして即座に、彼女は己の身に迫る危険を理解した。
周囲にカルデアの一室の面影はなく、見渡す限り、毒々しい赤色の肉壁が一面に広がっている。
緩慢な動作で体を起こしたシトナイは、焦る事なく、ゆっくりと周囲を観察した。
胎動する様に蠢く肉壁と、そこからうねうねと伸びる何本かの触手。
生理的嫌悪を誘うものだったが、彼女は構う必要もないと無視して歩を進める。
無碍にされたことに憤る様に、触手の一本がシトナイへと向かってきた。
彼女は逡巡なく、素早い動作で反応し、魔術の行使による撃退を試みる。
しかし……。
「……!あれ……?そんな、魔術が……!」
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