【FGO】シトナイ「わるいゆめ」
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32:名無しNIPPER[saga]
2018/10/28(日) 20:18:20.94 ID:M/MIHEDN0
ダ・ヴィンチ「ふぅむ。霊基の観測値に
不可解な点があるね。
恐らく擬似サーヴァント、シトナイは、マスターとの連結が希薄な所を付け込まれたんだろう」

立華「と、いうと?」

ダ・ヴィンチ「キミも知っての通りだが……
本来なら異聞帯における英霊の召喚は不可能に近い。
何せ、剪定事象での出来事だからね。
いわゆる正史から外れた、存在していないはずのパラレルワールド……
私達の記憶以外には痕跡すら残らないんだ。無いものを呼び出すことは出来ないだろう?」

ホームズ「だが逆に言えば、カルデアでの観測と、マスターとの強い霊子的な繋がりがあれば、
どんな例外であれ召喚に不可能はない。
記憶に残った僅かな残滓、それを手繰り寄せ、マスターの意に応えた結果が異聞帯のサーヴァント達だ」

マシュ「かつて敵対した者達も、各々には矜恃と理念があります。
例えマスターの意に反し、相容れぬ道に進むはずの英霊達も、人理崩壊という脅威の前には団結せざるを得ません」

ゴルドルフ「ふむ、まあ当然だな。世界が滅びてしまえばそもそも善悪を問える次元ですらなくなる。
全ての生命が消え失せた世界には讃える者がいない。
そうなれば、英雄も神も生まれない」

スカディ「故に私は応じた。
私の世界を滅ぼし、滅ぼしながらも己の行為を悔やみ。
そして、生涯消えぬ罪科を背負って未来を望む、小さき者の行く末を見守る為にな。
このスカサハ=スカディの世界を殺して尚、前を向いたのだ。
その結末を負けさせる訳にはいかぬ。
そうなれば、私の世界が滅びた意味がない」

立香「……」

スカディ「だが、依然として我々異聞帯サーヴァントの実在証明が希薄なのは相変わらずでな。
空想樹なしでの現界は本来、ギリギリな所だ。
十全な力を発揮出来ず、まだ擬似サーヴァントとしての出力調整に慣れていない我が愛娘に取り入り、霊基ごと連れ去ろうと考える不埒者がいるらしいな」


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