【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「見た?」姫菜「え、しっぽり?」【俺ガイル】
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492: ◆zO7AQfurSQ[sage saga]
2022/05/05(木) 00:11:06.13 ID:NcelUsZ+O
 別に眠かったわけではない。
 が、柔らかな川崎の身体を抱き締めるのが心地よく、いつの間にかうとうとしてしまったようだ。
 俺の腕の中で川崎も寝息を立てている。
 喉が渇いたのでそっと川崎から離れてベッドを下り、買ってきていたペットボトルのお茶を飲む。
 すぐにベッドに戻ろうとしたが、タイミング良く目を覚ましたのか川崎がこちらを睨むように見ていた。
 少し寝ぼけ眼のようだが。

「……なんで、目が覚めた時に隣にいないの?」

 さすがにちょっと理不尽ではないだろうか? いや、俺が動いたせいで起こしてしまったのならそうでもないか。
 とりあえずベッドに潜り込んでそっと川崎を抱き寄せる。
 さて、少々判断が難しい。どんなモードで謝るべきだろう?
 謝罪一択なのはこの際気にしない。

「沙希、悪かったな」

 まずは普通に謝ってみた。失敗だったら土下座なりなんなりしてみよう。
 川崎は俺の身体に腕を回し、顔を胸に擦り付けてくる。

「ん……もっと、ぎゅってして」

「ああ」

 俺は腕に力を込める。
 それに反応して川崎がほうと溜め息を吐いた。

「八幡といれるのが幸せ過ぎて、目が覚めるたびに夢じゃないよねって確認しちゃう…………怖がらせないでよ……」

「沙希……」

 胸がいっぱいになる。俺と同じようなことを考えてくれていたなんて。
 手を川崎の頭に添えて撫でる。
 しばらくそのままされるままになっていたが、今度は胸が熱くなってきた。比喩的な意味でなく、物理的にだ。
 川崎の耳が真っ赤になっているのが確認できた。これはあれだ。
 意識が覚醒しきってなくてついぽろっと出た言葉が恥ずかしくなってるやつ。俺も経験あるからな。
 俺の胸に伏せていて見えないが、川崎の顔もリンゴみたいに赤くなっていることだろう。

「八幡……」

「おう、なんだ?」

「こっち向かずにベッドにうつ伏せになって」


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