【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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107:名無しNIPPER[saga]
2018/11/08(木) 22:28:49.12 ID:3ICceEiM0
ただ単に好かれているのならば、構うまい。
なんだかんだと理由を付けていても、他者の好意を跳ね除けるのは難しい。
その肉への乾きも、誰かと共にあることの安定も、周囲からの社会的評価も。
嫌われているよりは余程動かしやすい駒じゃないか、それでいいじゃないか。
それに極々僅かな可能性だとしてもいつしか愛なんてものに溺れることができるかもしれない。
分からないもの、理解できないものを馬鹿にするなどそれこそ馬鹿の行いである。
分からないからこそ、その足元に真理がある可能性を捨て切るのは悲しいことだ。
提督「……………………最初に言っておく。俺は今のところお前に興味なんぞ、無い」
雲龍「ッ…………か、構わないわ。この一瞬でもあなたを私に呉れるなら。その目を向けさせてみせる」
提督「そうか。…………離せ」
雲龍「…………イヤ」
提督「聞き分けの悪いガキは嫌いだ。離せ」
雲龍「…………」
提督「…………」
雲龍「…………」
その、傷付けられた自分に酔った様な顔が一等不愉快だということを、いつか彼女は理解するだろうか。
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