【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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137:名無しNIPPER[saga]
2018/11/09(金) 23:54:33.15 ID:aR4wd5Vw0
あくまで有能な指揮官、有用な護国の兵器でなくてはならないのだ、俺たちは。
負けてはならず、優秀過ぎてはいけない。
一定の戦果を上げることが前提条件であり、最終成功目標なのである。
他の僚友たちに戦果を上げてもらえばどうせ俺の評価はまた上がるわけであるし、
彼ら彼女らの自信や戦意に繋がるであろうし、
横須賀としても国家としても面目は保たれる。
提督「そろそろ新しい直属を増やす上申もしたかったしな」
ーーこれでは今まで以上の戦果を望めないやもしれません。
したり顔で肥え太った軍令部や無能な政治家に談判する自分を想像して自然と笑みが零れた。
よもや護国の英雄となりつつある俺の、それも自分たちに媚びる素直な男の要求を断りなどすまい。
ーー直属の部下が増えれば、更に皆様の力となれるのです。
嗚呼、愉快極まりない。参謀たちがおらず戦場からの指示を仰ぐ通信が無ければ思い切り高笑いでもしてやるところだ。
こんなにも虚無で、何を望めばいいのかも分からないというのに、何故だろう。
何の希望も見出せない出来損ないだというのに、何かが途轍も無く面白い。
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