【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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293:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:48:14.59 ID:S9z9sjMs0

それは冗談混じりの戯言なのか、それとも英雄色を好むという腐った格言の通りなのか。
興味を持ってはいけないのだろうけれど、悲しいことに少しだけ、ほんの少しだけ、希望が灯って、
そして自らフッと息を掛け、消した。



大和「あんまり幻滅させないでくださいな。……はい、最後の一杯にしておきなさい、旦那様」

提督「ーーーー」



暫時、瞠目して。それから獰猛な笑みを浮かべた彼。
彼は物分かりがいい、寧ろ良過ぎる。だから、これで終わりなのだ、私たちは。
この一瞬、少しだけ夫婦っぽいお遊びをして、終わり。これ以上は、進まない、踏み込ませない。
それが彼の為であり、私の最後の矜持だ。



提督「お前とは別の出会い方をすればよかったのかもな、大和」

大和「だとしてきっと雲龍さんと幸せになったでしょう、あなたならば」

提督「そうだといいな、うん」



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