10: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/11/06(火) 01:33:56.46 ID:niQZSR1N0
「今思い返してもひどい話でしたね。あんなにも好きだったのに、終わってしまえば呆気ないものです。
泣いて、泣いて、泣き疲れて。その日はそのままテーブルに突っ伏すようにして眠りました。
次の日、起きると目の前に彼の忘れていった煙草とジッポライターがありまして、なにを思ったか私は吸ってみたんですよね。
多くの人が通る道のように私も盛大にむせました。苦いし美味しくないし、でも匂いが彼のものだったんです。
一人の夜が寂しくなる度に私は煙草を吸いました。初めて自分で煙草を買ったときはなんだか悪いことをしているような気がしました。
そのうち慣れてしまって、煙草を吸うのが自然になりました。これが私が煙草を吸い始めた話です」
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