9:名無しNIPPER[saga]
2018/11/12(月) 19:03:27.24 ID:5dKpBTKf0
八幡「お前……」
いろは「へへへ、せんぱいに会いたくなって、来ちゃいました」
そういってにへら、と笑う一色を見ると、さっきまで他の男の心配をしていた自分が情けなくなる。と同時に一色へのどうしようもない愛情が溢れ出るようだった。
八幡「あんま心配させんなよ」
そういって強がったが、おそらく顔は緩んでいたことだろう。
いろは「へへ、だいすきですよー、せんぱい」
八幡「……おう」
いろは「なんですかつれないですねー、わたしはこんなにすきすき言ってるのに」
八幡「いやそれは俺だし……」
いろは「不公平ですよ不公平。格差です不平等です不公正です、富の再分配をしてくださーい」
酔っぱらって適当なことを喋る一色も愛らしかったが、まだ酒の入ってない俺には到底言えなかった。
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