加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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278:名無しNIPPER[saga]
2020/01/26(日) 06:19:48.92 ID:wHyhB4ZR0
空母棲姫「……悪いけれど、私たちは殺戮や処刑のためにここへ来たのではない。その命令は断らせてもらう」

特務機関将校「……なんだと?」

戦艦棲姫「これを殺したところで何かいいことがあるのなら教えていただけるかしら?生かしておいた場合のいいことはすぐ思いつくのだけれど」

特務機関将校「っ!!ああ、あるとも!!こいつに食わせるものは帝国臣民の血税によって賄われている!!日本を焼いた鬼畜にどうしてこれ以上費やせようか!?」

戦艦棲姫「……そう。そうね、確かにそうかもしれないわ。けれどそれは、この戦いを戦争以下の血みどろの殺し合いに変えることと天秤にかけて釣り合うとは思えないけれど」

軽巡棲姫「大日本帝国が捕虜を殺すと知れ渡れば敵は降伏せず死に物狂いで抵抗するようになるでしょう。考えれば簡単に分かることではありませんか」

特務機関将校「口ばかり達者な化け物め……!!ドイツの総統は日本との戦争は絶滅戦争だと明言している!!本土空襲で民間人が何人死んだと思っている!?」

特務機関将校「この戦いはすでに戦争ではない!!お前の言った血みどろの殺し合いなのだ!!我々じゃない!!ドイツ人がそうした!!」

軽巡棲姫「っ」

戦艦棲姫「……そう」チラッ

ドイツ軍将校「Seht mich nicht an(こっちを見るな)!!悍ましい……」ギロリ

戦艦棲姫「なんて言っているのか分からないけれど、何となくわかるわ。きっと私たちの事を化け物とか思っているのでしょう?大佐のように」ジロリ

特務機関将校「っ……」

防空棲姫「私たちからしてみれば、戦争じゃなくて血みどろの殺し合いをしているあなた達のほうがよっぽど化け物」

特務機関将校「……」ギリッ

空母棲姫「ともかく、国際法でも捕虜の虐待や処刑は認められていない。我々は海軍の軍人であって特務機関の人間ではない」

空母棲姫「提督から国際法を順守するように厳命されている。捕虜の処刑は断固拒否する。どうしてもというのであれば提督からの命令を用意するか……」

空母棲姫「あるいは力尽くでやらせて見るといいわ。あなた達が化け物と恐れる私たちの実力を理解した上でできるのならば」ニタリ

特務機関将校「ぅっ……!!」ゾクリ

戦艦水鬼「まあそんなことしている暇があるのなら、この殺し合いを早く終わらせる方法を考えた方が有意義だと思うけれどね」ニタリ

特務機関将校「くっ……分かった。ならもうこれ以上用はない。戻れ」


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