加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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285:名無しNIPPER[saga]
2020/01/26(日) 17:32:01.85 ID:wHyhB4ZR0
提督「君のおかげで後顧の憂いを断つことができた。本題に入ろう。正直、現状の戦力では正攻法でシンガポールを防衛することは不可能だ」

ウォースパイト「……状況は悪いようね」

提督「敵の北西方面艦隊の攻略目標はシンガポールだが、北方面艦隊は我が国の絶対国防圏のひとつであるマリアナ諸島の攻略を目的として大規模な攻撃を仕掛けてきている」

提督「マリアナ諸島はシンガポールと違って大海原の中にあるただの島だ。シンガポール要塞のような沿岸要塞はないし、大規模な基地航空隊もいない」

提督「そして申し訳ないが日本としてはシンガポールを失ってもまだ後があるが、マリアナ諸島を失ったら情報を得た深海棲艦の新型爆撃機の航続距離内に本土が捉えられる」

提督「欧州各拠点からばらばらに戻ってきた艦隊をマリアナへ逐次投入せざるを得ず戦力の集中運用ができなかったこともあり、戦況に余裕がないのだ。……援軍は来ない」

提督「しかも敵はシンガポール攻略の前準備であろう航空基地やシンガポールへの空襲を続けながらもとうとう侵攻を開始するらしい。明日にでも戦闘になるかもしれない」

ウォースパイト「基地航空隊は壊滅したわけではないわ。航空攻撃で敵に損害を与えることはできるでしょうけど……それでも戦力差は圧倒的というわけね」

提督「そうだ。しかしシンガポールを失う訳にはいかない。現有の戦力で何としてでも敵を撃退しなくてはならないのだ」

提督「よって我々は敵を包囲し、混乱させて袋叩きにする。作戦を説明しよう。まず伊勢を旗艦とした我々日本艦隊が敵を迎え撃つ」

提督「当然勝てないだろう。罠と気が付かれないよう死に物狂いで十分に戦い、しかし重大な損害が出る前に艦隊は北へ撤退する」

提督「ここでたくさん敵を引き付けられればいいのだが、敵の目標はシンガポールだ。追撃してこないか、してきても少数だろう」

提督「シンガポール要塞の主力要塞砲は15インチ砲が五門だ。対して敵の戦艦級の砲は我々でいうところの16インチ砲に近い。こちらの要塞砲はアウトレンジから撃破される」

提督「よってすべての要塞砲は付近に点在する偽装した陣地へ移動させた。防御力皆無の露天砲台陣地となるが、問題ないだろう」

提督「当たらなければどうということはないのだから。もちろんもとの砲台にはハリボテの偽物を用意して気取られないようにする」

提督「発砲できないことがばれたら見破られるが、砲の射程に入る前に破壊されるのだからこちらも問題ない」

提督「敵がシンガポール攻略の為に接近したところで付近に潜んでいた君が率いるイギリス、オランダ、オーストラリア艦隊が背後から急襲する」

提督「シンガポール付近は入り組んでいるし艦娘が潜むのは簡単だろう。もちろん、失敗しないようにレーダーを妨害することは大前提だ」

提督「しかし奇襲が成功したところで戦力差は圧倒的だ。そのままでは勝てない。そこで砲撃陣地からの攻撃も開始する」

提督「第一次世界大戦の時のように15インチ砲から26ポンド砲、75ミリ砲まで含めた使える全ての砲を以てして攻撃を加える」

提督「おそらく75ミリ砲が命中したところで効果は薄いだろう。だが、損害を与えることはできる。砲塔を損傷させたり炎上させることができれば理想的だ」

提督「そしてなにより撃たれているという敵に与える心理的効果は大口径砲と変わらない。それに加えて帝国海軍の艦隊も反転し、攻撃に加わる」

提督「 さらにシンガポールの西方面へ退避させていた通常艦艇も攻撃に参加させる。四方八方から撃たれた敵は混乱するだろう」

提督「ダメ押しに生き残った航空隊も出撃させる。おそらく夜間だろうが、それでも攻撃によって発生した炎に加えて照明弾があれば攻撃するのに十分明るくなるはずだ」

提督「これだけしても勝てるかどうかは分からない。だが、勝ち目のない戦いではないはずだ。どうだろうか、ウォースパイト」

ウォースパイト「……My Admiral, 私が知る限り最高の海軍軍人、I love you. 私の全てを捧げることが惜しくない人は他にいないでしょう」

ウォースパイト「本当に素晴らしい作戦。誓いましょう、必ずや勝利を得ると。貴方に証明するわ、Admiral」

提督(感激しきった様子目を輝かせ、うっとりとした表情を浮かべて俺を見つめていたウォースパイトは俺に愛を伝え、決意を口にする)

ウォースパイト「私こそが最も貴方の隣に立つのにふさわしいということを。……あのフランス女やイタリア女ではなくて」スッ ボソリ

提督「!!」ビクッ

提督(そして机に身を乗り出し、向かいに座っていた俺の耳元に口を寄せる。つい胸元に目が行ってしまった俺に、ウォースパイトはどこか妖しい魅力を孕んだ危うげな声音でそう囁いた)

↓×1〜3 提督の反応


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