加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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298:名無しNIPPER[saga]
2020/01/27(月) 14:23:35.48 ID:3PdT1RjC0
ウォースパイト「取り消しなさい」ブワッ

パース「っ!?」ビクッ

パース(一瞬で空気が変わる。生きた心地がしなかった。ウォースパイト様が私を鋭い視線で睨みつけている。発される威圧感は戦場で感じる殺気に引けを取らない程濃厚で……)

ウォースパイト「私の騎士への侮辱を取り消しなさい、パース」

パース「す、すいませんでした、ウォースパイト様……謝罪いたします……!!」

ウォースパイト「……」スッ

パース(その手が動いただけで肩がびくりとしてしまった。ウォースパイト様が紅茶を飲む。無言の時間が流れた)

ウォースパイト「……紅茶、淹れ直しましょうか。いかがかしら」

パース「いただきます……」オズオズ

ウォースパイト「……どうぞ」

パース「ありがとうございます、ウォースパイト様」

ウォースパイト「どういたしまして」

パース(温かい紅茶を飲む。あんなにおいしいと思ったのに今は味がしなかった。手が震えそうになるのを必死で耐える)

ウォースパイト「……先程は乱暴な物言いになってしまってごめんなさい。貴女の気持ちも分かるわ」

パース(ウォースパイト様が口を開く。申し訳なさそうに軽く俯いていた。そのまま言葉を続ける)

ウォースパイト「もし私がドイツ人の指揮下に入ることになったらと思うと……想像するのも嫌ね」

ウォースパイト「それに日本へ行くまでは私もアジア人を私たち白人より劣った存在だと思っていたわ」

パース「い、いえ、そんな……私こそ申し訳ありませんでした……ウォースパイト様の戦友を貶す発言を……」

ウォースパイト「……彼と会って話をしたのでしょう?どうだったかしら。貴方の言うような野蛮な猿だったかしら?」

パース「っ……それは……」

パース(あの人は……とても紳士的で……理知的で……容貌もエキゾチックなハンサムで……そして紅茶を淹れるのが上手で……話に聞いてたyellow monkeyとは全く違って……)

ウォースパイト「……どちらにせよ、日本人の指揮下に入れられたという目の前の受け入れ難い現実ばかりにとらわれてその先の勝利を逃すようではだめよ」

パース「……はい」

ウォースパイト「パース。日本人が皆戦争を望んでいたわけではないわ。戦いが始まるまでに帝国海軍の提督ではなくて彼個人の事をよく知って見極めてみなさいな」


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