加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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308:名無しNIPPER[saga]
2020/01/28(火) 18:38:47.10 ID:dfvWKmSp0
提督「……」ナデナデ

叢雲「……♪」

磯波(空き部屋の中で提督さんと叢雲ちゃんはまるで……恋人同士のように寄り添いあっていました)

磯波(優しい表情で叢雲ちゃんの頭を撫でる提督と安心しきった表情で提督にもたれかかっている叢雲ちゃんを見ると……心がきゅうと締め付けられたように痛みます)

磯波(あの二人は……いえ、そんなはずありません。だって出会ってまだ一月ほどのはず……そんな短期間で、そんな事……)

磯波「……!!」ハッ

磯波(よく見ると叢雲ちゃんの目は泣いていたように赤くて……理解しました。提督さんは叢雲ちゃんを慰めているんだ)

磯波(ずっと戦ってきた私たちですら辛い状況だもの……ついこの前初めて出撃したばかりの叢雲ちゃんには過酷に違いありません……)

磯波(でも叢雲ちゃんの性格ならきっと誰にも弱っているところを見せたがらない。だから一人になりたくてここに来た)

磯波(そこに提督さんが叢雲ちゃんを探して来たのだと思います。提督さんは新兵である叢雲ちゃんをずっと気にかけていたから)

磯波(出撃前に叢雲ちゃんを心配して様子を見ようとするに違いありません。それで一人で泣いていた叢雲ちゃんをこの部屋で見つけた。きっとそうでしょう)

磯波「……」ズキン ズキン

磯波(だから決して提督と叢雲ちゃんがそういう関係という訳じゃないと分かっているのに……胸の痛みが治まりませんでした)

磯波「……失礼します」

叢雲「っ!!」ガタッ

提督「っ……磯波か」

磯波(声をかけると叢雲ちゃんが反発する磁石みたいに提督さんから離れました。提督さんが少し驚いたように私を見ます)

磯波「はい、磯波です。お疲れ様です、提督。お取込み中に申し訳ありません。ですが出撃の時間が迫ってきていまして……」ペコリ

磯波「そろそろ準備を整えなくてはいけませんよね……?だから私、叢雲ちゃんを探しに来て……」オズオズ



叢雲「……あのね、磯波。アレは違うのよ」スタスタスタ

磯波「……何がですか?」スタスタスタ

叢雲「さっきのアレよ。アレは別に司令官に……その……」

磯波「ああ……提督さんに慰めて貰っていたんですよね?」

叢雲「っ……」カァッ

磯波「……出撃前なのに今更怖じ気つかれてしまっても困ります」ボソリ

叢雲「えっ」ガーン ピタリ

磯波「っ!!あ、いえ、その……違うんです……!!」サァッ

叢雲「……!!」ジワァ

磯波「……!!ご、ごめ」マッサオ

叢雲「謝んないで!!あんたの言う通りよ……悪かったわね、怖じ気ついて……!!見てなさい、あんたよりも勇敢に戦ってやるわ!!」キッ

磯波「っ……」


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