加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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330:名無しNIPPER[saga]
2020/01/30(木) 22:56:00.50 ID:MdlEMhUQ0
伊勢「……!!」ピクッ

伊勢(そこにあったのは敵砲弾の破片だった。ここまできてたんだ。司令部の深さから考えて、もう少しで分厚いコンクリートの装甲を貫通していたかも)

伊勢(もしこれが貫通していたら、提督たちは即死していたでしょうね。けど……その方が良かった)

伊勢(地下に閉じ込められて、徐々に部屋が水没していって、最期は溺死なんて……どれほどの恐怖だったのか想像もできない)

伊勢(そんな目に遭うぐらいならいっそ、何も感じる間もなく死ねた方がずっと良かったに違いないもの……そんなことを考えてしまったことに気が付いて、激情に駆られる)

伊勢「なに諦めてんのよ、私……!!」キッ

伊勢(遺体を見つけたわけじゃないんだから……提督はきっとまだ生きてる!!だから……あきらめちゃいけないのに……!!)

伊勢「っ……うわぁああああああああああ!!」ダンッ

ガラガラガラ

伊勢(我慢できなかった。私は叫びながら瓦礫を砕くためスレッジハンマーを振り下ろす。と同時にそこを中心に底が抜けたように瓦礫が崩れ落ちた。その上に立っていた私も落ちる)

伊勢「えっ、うわぁああああああ!?」ドボン

日向「伊勢!?」



ガラガラガラ ドポン ドポン ドポン ドポン

「「「「!!」」」」

伊勢「わぷっ!?ぷはっ!!な、なになになに!?」バシャッ

提督(足はとうに床につかなくなっていた。水面から天井まで30センチを切っている。もはや助かるまい。死を確信した俺たちは全員で蛍の光を歌っていた)

提督(誰もが知ってる唱歌だが、もともとスコットランドの民謡だ。日本人は日本語で。イギリス人は英語で。言語も歌詞の意味も違えども、同じメロディーの歌だ。一緒に歌うことは容易い)

提督(そんな時だった。いきなり部屋の真ん中の天井が崩れ、瓦礫と共に伊勢が落ちてきたのは。幸い、全員ずっと壁の亀裂を押さえていたために巻き込まれたものはいない)

提督「い、伊勢!?」

伊勢「っ!!て、提督……!!」ハッ ウルッ

提督(全員の目がきょろきょろとあたりを見渡す伊勢に集中した。俺の呼びかけに伊勢は俺の方を向く。そして驚愕の表情を浮かべると今にも泣きそうになる)

日向「伊勢!!大丈夫か!?」

提督(天井の穴から日向の声が響いてきた。その場の全員が状況を把握する。助かったのだと。割れんばかりの歓声があがった)

日本軍海兵「やったーーーーーーーーーー!!」

イギリス海軍下士官「Oh my God!! It`s divine!!」

日本海軍士官「万歳!!助かったぞ!!万歳!!万歳!!万歳!!」

イギリス軍兵士「Hurrah!!We are saved!!I cannot believe!this!!」


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