加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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331:名無しNIPPER[saga]
2020/01/30(木) 23:12:20.68 ID:MdlEMhUQ0


日向(土砂降りだったが普段よりは雨量が少なかったのか、提督たちの生きるための努力が実ったのか、あるいはその両方か。私たちは司令部が水没する前にたどり着くことができた)

日向(穴から次々と閉じ込められていた人たちが上がってくる。しかし、私たちの意識は彼らに向かなかった)

日向(待ち望んでいた彼があがってこない。何故だ……何故上がってこない……!?ふと、思いついてしまう)

日向(どうして私たちは司令部に被害が無かったと思い込んでいるんだ?要塞が崩壊してしまうほどの攻撃を受けたのに)

日向(地下室が完全に崩壊しなくても、一部が崩れているかもしれないじゃないか。……それに提督が巻き込まれていないとどうして言える?)

日向「……」ドクン ドクン ドクン

伊勢「よっと」

日向「!!」



イギリス海軍提督「先にあがりたまえ、提督。ゲストは優先されるべきだ。私の顔を立てると思って。さあ」

提督(先に上がることを促した俺に、大将はそう返答した。さすが英国紳士だ。ここはお言葉に甘えさせてもらうか)

提督「……わかった。ありがとう、大将。お先に失礼する。伊勢、先に行ってくれ」

伊勢「袴の中見ないでくださいよ?」ニヤッ

提督(そう悪戯っぽく流し目を送りながらささやく伊勢はさっきまで俺に抱きついて泣いていたのが嘘のような変わり身の早さだった)

提督「っ……もちろんだ」

伊勢「ふふっ。よっと。さあ、提督!!」ザバッ ニコッ スッ

提督(伊勢が満面の笑みで手を差し出してくれる。俺はその手をとると伊勢に引き上げられた。そうだ、これが艦娘の力だったな)

提督「ありがとう、伊勢。大将、手を」スッ グイッ

イギリス海軍提督「っ……ありがとう、提督。少々失礼する」ザバッ

提督(俺の手を掴んだ大将を引き上げる。礼を言った大将は断りを入れると振り返ってその場で屈み、副官を引き上げてから俺に向き直った)

イギリス海軍提督「どうやら奇跡が起きたな。それに戦いも我々の勝利で終わったようだ。君の功績だ。おめでとう、提督」

提督「いや、大将。我々の功績だ。あなた方がいなくては勝てなかった」

イギリス海軍提督「ふっ……共に戦えた事、光栄に思う」スッ

提督(大将が微笑みを浮かべると手を差し出してきた。俺はその手を握る。固い握手を交わした。そして握手を終えるとずっと俺を待っていてくれたらしい彼女たちの方を向く)

↓×1〜3 
日本の艦娘たちとウォースパイトの心情と行動
※ウォースパイトは立場的にまずイギリス海軍提督に挨拶しなくてはならないことを踏まえて。パースとデ・ロイテルは安価下


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