加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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362:名無しNIPPER[saga]
2020/02/03(月) 00:38:23.74 ID:JlIql2Z60
伊168「……殺すね?」キッ ニタァッ

大鳳「待って」ガシッ

伊168「っ!?……なんで?」

大鳳(壮絶な笑みを浮かべて泊地棲姫へ跳びかかろうとしたイムヤちゃんを止める。イムヤちゃんは驚くと底冷えするような声でそう聞いてきた)

大鳳「ソ連で見た。たぶんあれは錯乱してるんだ。わざとじゃない。それでも赦し難いけど、殺したら取り返しがつかない」

大鳳「私がやるからイムヤちゃんは提督をお願い。なるべく人の目につかないようにすぐ救護室へ連れて行ってあげて。優しくね」ザッ

大鳳(私は提督の盾になるように泊地棲姫の前に立ちふさがりながらイムヤちゃんにそう頼む。そんな私にイムヤちゃんも従ってくれた)

伊168「そう、わかった。……司令官、良かった、生きてる!!護衛なのに守れなくてごめんなさい……今救護室に連れてってあげるからね」スッ

大鳳(司令官を労わるようにそう囁くイムヤちゃんが提督を連れていく気配を感じながら私は泊地棲姫との距離を詰める)

泊地棲姫「ごめんなさい……ごめんなさい……おねがい、ゆるして……おねがいだから……!!」ズリズリズリ

大鳳「……目を覚ましなさい」ドスッ

泊地棲姫「うぐっ!?おえぇぇ……!!げほっげほっ」ゲボッ

大鳳(腰が抜けたようになりながらも手と足で後退っていた泊地棲姫の腹に足で一撃入れる。泊地棲姫がくぐもった声を出し、蹲って嘔吐した。激しく咳き込む)

泊地棲姫「はぁ……はぁ……あっ……えっ……?」

大鳳(荒い息を吐きながらも正気に戻ったらしい泊地棲姫が呆然とした表情で辺りを見渡して私を見上げた。私は自分を落ち着かせる為に深呼吸する)

大鳳「すぅー……はぁー……私が分かる?」

泊地棲姫「……」コクコク

大鳳「じゃあお前が提督を突き飛ばして殺しかけたことは?」

泊地棲姫「ぇ……ぁ……そ、そんな……あの人は……私を抱きしめてくれて……それで……」サァッ マッサオ カタカタカタ

大鳳(何があったかを理解したらしい泊地棲姫の顔から血の気が引く。体が震え始めた。目を見開いている)

大鳳「とりあえずお前は拘束する。……もし提督の身に何かあったら、絶対に赦さないから」ギロリ

泊地棲姫「…………」ハイライトオフ

大鳳(私の言葉に泊地棲姫は顔を俯ける。目が死んでいた。どうやら提督に優しくしてもらったみたいだけど、その提督を自分が殺しかけた)

大鳳(その事実が泊地棲姫の心を完全に殺したみたいだった。私は部屋にあったテーブルクロスやカーテンで泊地棲姫を拘束する。首を絞めてしまいそうになる衝動と必死に戦いながら)



ウォースパイト「なんですって……本当なの、大将……?」ゾクッ

イギリス海軍提督「ええ、残念ながら。提督は事故に遭って重傷を負ったとのことです。ですがご安心ください。命に別状はないと聞きました」

ウォースパイト「……ごめんなさい、少々失礼するわ」クルッ スタスタスタ

イギリス海軍提督「車を表に待たせてあります。お使いください」

ウォースパイト「ありがとう、大将」


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