加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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384:名無しNIPPER[saga]
2020/02/09(日) 15:27:38.55 ID:5UTls3al0
ザラ「そ、そんな……」

ポーラ「……。ナポリが…… Papà…… Mamma……」

ザラ「ポ、ポーラ……きっと大丈夫よ」

ポーラ「そ、そうですよね。大丈夫……きっと大丈夫……だからポーラも〜大丈夫ですよ、ザラ姉さま。……あ、あれ?なんでぇ……」ツゥー ポロポロポロ

ザラ「っ……ポーラ……」ダキッ ギュッ

ポーラ「ザラ姉さま……本当に、大丈夫ですからぁ」カタカタカタ

イタリア「……戦争ってどういうことなのか、いつの間にか忘れてたみたい」

ローマ「……私たちの故郷が今まさに敵に滅ぼされそうになってる。こんな所でこんな事していていいはずないわ。戻って戦わなくちゃ」

ローマ「私たちはイタリアの為に戦ってる。ここで連合国と一緒に深海棲艦と戦ってるのもイタリアの為」

ローマ「私たちが活躍すれば、連合国のイタリアへの態度が軟化して講和できる。そう信じていたわ」

ローマ「なのにその連合国がイタリアを攻撃するなら……やるしかないじゃない……たとえあの人を敵に回すことになっても……」

イタリア「……」



『夫婦は食人鬼どもが暴虐の限りを尽くしたスエズ・アレクサンドリアの戦いで最愛の一人娘が行方不明になって以降、造船所に顔をだしていた

しかし今度は食人鬼のしもべとなった深海棲艦がナポリを破壊し尽くし、夫婦もその犠牲となった。このような悲劇を赦していいのだろうか?これこそがイタリアが戦う理由である!!』

ポーラ「……」

ポーラ(それはファシスト党が発行したプロバガンダの記事でした。添えてある写真は私が日本からイタリアに帰った時に撮ったもの)

ポーラ(マンマがポーラを抱きしめて、パパがマンマとポーラを抱きしめている。写真の中の両親とポーラは幸せそうで……)

ポーラ「……っ」ジワァ ツゥー

ポーラ(『夫婦もその犠牲となった』……頭の中が真っ白になって、心臓と背骨が冷たく恐ろしいものに握られる感覚)

ポーラ「ぅ……ぁ……あぁ……」ポロポロポロ

ポーラ(信じられませんでした。もう二度とパパとマンマに会えないなんて……そんなこと……あっていいはずない……!!)

ポーラ「あぁああああああああああ!!わぁああああああああああん!!」

ポーラ(感情のままに泣き叫ぶ。家に帰りたい。パパとマンマに会いたい。ただそれだけでした)

ポーラ(なのに、それはもう二度と叶わない……ポーラは永遠に一人ぼっちになってしまいました……どうして……なんでポーラのパパとマンマは……殺されたの……?)

ポーラ「ひっく……ひっく……っ……!!」ギリッ

ポーラ(それは日本がナポリを攻撃したから……なんで……それは日本が地中海まで侵攻してきたから……提督が、あの日スエズを陥落させたから……!!)

ポーラ「て……いとくぅ……!!」ブツ タラリ

ポーラ(憎い……憎い……日本が……提督が……ポーラのパパとマンマを殺した敵が……!!)

ポーラ「だいすきだったのに……あいしていたのに……絶対に赦さない……!!私と同じ気持ちを味合わせてやる!!」キッ


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