加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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42:名無しNIPPER[saga]
2018/12/08(土) 14:19:33.65 ID:GdRigf4B0
提督(さすが鹿島だな。駆逐艦娘たちのことをよく見ている。そうだな……二人に会って直接話をしてみるか)

提督「分かった。任せてくれ」

鹿島「ありがとうございます、提督。よろしくお願いしますね」



提督(鹿島の部屋でシャワーを浴び、朝食を済ませてから一度自分の部屋へ戻って身支度を整える。そして拠点へ向かった)

香取「気を付け!!敬礼!!」ザッ ビシッ

「「「「!!」」」」ザッ ビシッ

提督(整列し、敬礼で俺を迎えてくれる部下たち。といっても半分以上が出撃中で居なかった。大西洋だけとはいえ船団護衛にかかる時間は週単位だからな)

提督「おはよう、諸君。本日からこの拠点に着任することになった提督だ。よろしく頼む」ビシッ

提督(俺も敬礼を返して着任の挨拶をする。それを終え、部下たちを解散させてから前任者と会う。彼から引継ぎを受けた。船団護衛はいわば鉄道のようなものだ)

提督(前線では物資や人員を。内地では資源や食料を常に必要としている。輸送船団は何があろうともそれらを必要とされている時にその場所へ届けなくてはならない)

提督(そのために綿密に計算された計画に従って膨大な数の輸送船団が航行している。我々は限られた艦娘や艦艇で船団の安全を確保しなくてはならないのだ)

提督(さもなくば前線では物資や兵力が不足し戦えなくなり、本土では国家を支える国民たちが餓え、経済が停滞する)

提督(そうなればもう戦えない。待っているのは敗戦だ。こうして船団護衛の担当になってみるとよく分かる)

提督(いかにそれが難しいのか。そして海運が必須な相手に対する通商破壊がいかに有効かということに。我が国はイギリスと違い本土が脅かされてはいない)

提督(だが前線の部隊には補給物資や増援が必要だった。それに加えイギリスへの支援物資も送らなくてはならない)

提督(また、大西洋には多くのイギリスやアメリカなどの連合国の輸送船団が航行している。それらの船団の護衛の為に大量の戦力が拘束されていた)

提督(そもそも、その戦力も必要量に対して全く足りていない。しかしだからといって前線からこれ以上戦力を引き抜く訳にはいかない)

提督(護衛艦隊にかかる負担も大きかった。敵はいつでも好きな時に好きな場所で我々を襲える)

提督(だが、護衛艦隊側はいつ来るかわからない襲撃に対して常時警戒していなくてはならないのだから)

提督「っ……さて、どうするか……」」



秋津洲「提督!!久しぶりかも!!」

提督(引継ぎが終わり、本国へ戻ることになっている少将を見送った後、俺は執務室へ戻る。そこには秋津洲が待っていた。満面の笑みを浮かべて迎えてくれる)

提督(偶然非番だった秋津洲が秘書艦にと名乗り出てくれたのだ。ちゃんと休養を取ってもらいたいとも思ったが、俺は船団護衛に詳しくない)

提督(船団護衛を始めとした後方支援が得意で経験も多い秋津洲は秘書艦として最適の人選だろう)

提督「本当に久しぶりだな、秋津洲!!前に会ったのは二年ぐらい前か?」

秋津洲「一年半くらいかも!!最後に会ったのは戦争が始まる前だもん……」

提督(俺の言葉に秋津洲の笑顔が寂しげな微笑へと変わってしまう。少し俯き加減になっていた)

提督「そうだな。君の指揮を執るのは対深海棲艦戦争以来か。君の得意分野は後方支援だからな」

提督「俺は今回の戦争では敵地での攻勢作戦や最前線での防衛戦の指揮ばかり執っている」

提督「艦娘の指揮を執れる士官も増えたし、だから君は俺の指揮下には配備されなかったのだろうな」

提督(時間の流れを感じた。光陰矢の如しだ。俺もついもう戻らない過去を思い返して感傷に浸ってしまう)


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