加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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名無しNIPPER
[saga]
2018/12/08(土) 14:23:48.45 ID:GdRigf4B0
秋津洲「あたしは攻撃は得意じゃないし、防御力は低いし、前線とか苦手だから仕方ないかも。でもやっぱり悔しいし寂しかった……」
提督「俺もだ。開戦以来あっという間な気がするが、それでも君や速吸、神威たちのことを懐かしく思ったことは何度もある」
秋津洲「本当?」
提督「勿論だ。特にソ連に居た頃は何度も思い出したな……」
提督(敵の歩兵と白兵戦を繰り広げたことのある海軍提督はそうそう居るまい。毎晩寝る前に走馬燈のようにいろいろと思い出してしまったのだ)
秋津洲「っ!!そうかも!!ソ連!!もう皆に言われたと思うけど一度提督が戦死したって事になったんだよ!!知ってるよね!?」
提督(そんな俺に対して秋津洲が何かを思い出したようにハッとすると怒ったようにそう鋭く言い放つと眉間に皺を寄せて俺を睨みつけてくる)
提督「あ、ああ、まあな」
秋津洲「命令されたのに大鳳たちと帰らなかったって聞いたかも!!どうしてそんな危ないことするの!?」
提督(秋津洲は本気で怒っていた。それだけ俺のことを心配してくれていたのだろう。だが、俺は今でも全くあれが間違いだったとは思っていない)
提督「残らなくちゃいけなかったんだ。あそこで戦う勇敢な子たちの為に。そして我が国の勝利と安全の為に」ジッ
秋津洲「っ……!!」
提督(俺はそんな想いを込めてじっと秋津洲の目を見てそう言う。そんな俺に秋津洲が絶句して怯んだ)
秋津洲「……。提督の言うことも分かるけど……秋津洲は提督が死んじゃったら泣いちゃうよ……」ジワッ
提督「!!」
提督(俯きそう呟く秋津洲。目に涙を一杯に貯めていた。あの事でこうなるのは何回目だろうか?何度経験しても慣れないな……)
提督「……ありがとう。そう言ってくれて」
秋津洲「……」ジッ
提督(本心からそう言う。秋津洲が俺を上目遣いで見つめてきた。まるで縋るようだった。これ以上危ないことをしないでと)
提督「さて、では早速本題に取り掛かろうか。どうやら少将は可能な限り輸送船を集めて大船団を作って護衛対象の数を減らそうと努力していたみたいだな」
秋津洲「そうかも。護衛艦の数が少なすぎるといざ敵の襲撃があっても何もできないことがあるから、航行の速度が落ちて見つかりやすくなってでも大船団を組むことにしたんだって」
提督(俺は会話の流れを変えるために真面目な話題を振った。秋津洲はそれに乗ってくれた。なるほど、そうだったのか)
提督「ふむ。確かに、敵の潜水艦が数を減らしているのもあるだろうが実際のところ被害は減っている。とりあえずのところは現行の計画を続行だな」
秋津洲「それがいいかも」
提督「しかし現状、何をするにしてもまだ情報が圧倒的に足りていない。よってまずは情報収集だ」
秋津洲「情報収集?」
提督「とりあえず開戦から今までの間にドイツ・イタリア海軍に撃沈された輸送船の座標とその日時を海図に書き込んでいこう」
提督「それと、逆に撃沈あるいは拿捕されたドイツ・イタリアの潜水艦の座標とその日時もだ」
秋津洲「うっ……それってすごく大変かも……けど、確かに何か分かるかも!!手分けしてやってみよう!!」
提督「よし、ではとりあえず君は開戦した年の分をやってくれ。俺は次の年をやってみる」
秋津洲「おっけでーす!!早速始めるかも!!」
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