加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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475:名無しNIPPER[saga]
2020/03/13(金) 03:52:50.17 ID:YDd0+ysP0
コロラド「あっち向いてなさい!!見たら殺す!!」キッ

提督「っ!!わかった」サッ

コロラド「はぁっ!!っ……私の信頼を裏切ったら、死ぬほど後悔することになるわよ!!ついて来なさい」バギン

提督「もちろんだ。信頼には必ず応える。ありがとう、コロラド」

提督(コロラドが牢屋の扉を蹴り破ってくれる。小さくともさすが戦艦娘だな。俺は急いで牢屋から出つつコロラドにそう応えつつ、礼を言った)

提督(そして俺たちは並んで階段へと小走りで向かう。そこで上から降りてくるアトランタと看守の伍長と鉢合わせした)

アトランタ「っ、コロラド、提督さん」

コロラド「アトランタ、伍長!!大丈夫、牢屋は蹴り破ったわ!!逃げましょう!!」

アメリカ陸軍下士官「了解!!火は燃え広がりつつありますがエントランスはまだ大丈夫です!!」

コロラド「分かったわ!!」

提督(四人で廊下を走る。伍長が先導し、俺の左右をコロラドとアトランタが挟むようにして。いきなり廊下の明かりが消えた。電源が死んだのだろうか)

提督(もう夜だった。しかし外の明かりや炎のおかげで暗いが十分に視界が確保されている。エントランスに着き、刑務所から出ようとしたその時だった)

ヒューン

提督「っ!!伏せろ!!」バッ

アトランタ「うっ!?」ドサッ

コロラド「きゃっ!?」ドサッ

ドゴォン

提督(あの音が聞こえた。俺は両脇の二人を抱いて強引に倒れこむ。直後、爆発。少しして自分がまだ生きていることに気が付く)

アメリカ陸軍下士官「」

提督(顔をあげると前を走っていたはずの伍長が肉塊と変わり果てている様が視界に飛び込んでくる)



アトランタ「……!!」ゾクッ

アトランタ(もし提督さんに伏せさせられなかったら、あたしも伍長みたいになっていたかもしれなかった。提督さん、あたしの事を助けてくれたんだ)

アトランタ(提督さんの手が肩に回されて、強く抱きしめられている。とても力強くて安心した。提督さんの体温を感じる)

アトランタ(あの人にこうされたのはもうずっと前だった。ふと、思ってしまう。私はずっとあの人の言葉を信じてあの人の為に頑張っているのに……)

アトランタ(なのにあの人はあたしを抱きしめてすらくれないんだ……本当にあの人はあたしの事を想っているの……?)

アトランタ(あたしはこのままあの人を信じていいの……?不安になる……疑ってしまう……あの人を疑ってはいけないのに……っ……頭が……痛い……)ズキンズキン



提督「二人とも、大丈夫か!?」

アトランタ「っ……大丈夫」コクリ

コロラド「……!!」コクコク

提督(手で頭を押さえ、顔をしかめつつもこくりと頷いてそう言ったアトランタに対してコロラドは声もでない様子だ)

提督(いっぱいいっぱいといった表情で壊れた玩具のように何度も首を縦にふる。艦娘らしくこういうことに慣れていないのだろうな。海での戦いしか経験していないに違いない)


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