加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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514:名無しNIPPER[sage saga]
2022/02/11(金) 17:24:02.66 ID:d5F5zI550
ヒューストン「……っ!!あ、あぁ……そんな……そんな……!!はぁ……はぁ……うっ、げほっ!!げほっ!!げほっ!!うぐっ、はぁ、はぁ、はっ、はっ」マッサオ ガタガタガタ

提督「っ!!」

コロラド「ヒューストン!?どうしたのヒューストン!?ヒューストン!!」ゾワッ

提督(コロラドにヒューストンと呼ばれている彼女はその青ざめた端正な顔を恐怖に歪める。そして激しく咳き込むと過呼吸の症状を見せた)

コロラド「しっかりしてヒューストン!!ヒューストン!!」フルフルフル

提督(そんなヒューストンにコロラドは悲痛な声で呼びかける。ヒューストンの頭を撫でる手は震えており、コロラドもまた恐怖と不安に冷静さを欠いていた。過呼吸を発症した相手にこれではまずい)

提督「大丈夫だ、コロラド。私に任せてくれ」ポン

コロラド「A, Admiral……わ、分かった……」コクコク

提督(地べたに座り込みながら抱き合う二人のすぐ横に膝を付き、コロラドの肩に手を置いてまっすぐ目を見つめながらそう伝える。コロラドは何度もうなずきながらヒューストンの体を委ねてきた)

提督(ヒューストンはコロラドに力なくしがみ付いていたが、それをゆっくりと引き剥がして正面から抱きしめる。血の匂い。血塗れだが柔らかく温かく震えている体)

提督「ヒューストン。大丈夫だ。もう何も心配ない。私が君を守る。ゆっくり深呼吸するんだ」ギュッ ナデナデ

ヒューストン「はっ、はっ、はっ、はっ、げほっ!!げほっ!!ふっ、ふっ、ふっ」ギュゥウ

提督(ヒューストンが痛いぐらいに体を抱きしめてくる。俺はヒューストンの背中と後頭部にそれぞれ手を回し、優しくなでる。その耳元で歌を歌った)

提督(以前聴いたジョニーが凱旋する時のフォークソングアレンジだ。原曲よりもゆったりとしていて落ち着ける曲だと思う。それ以外にアメリカ人ならだれもが知ってそうな落ち着ける曲を知らないしな……)



提督「When Johnny comes marching home again…… Hurrah…… Hurrah……♪ We`ll give him a hearty welcome then…… Hurrah…… Hurrah……♪」ナデナデ

コロラド(Admiralはヒューストンを抱きしめて優しく撫でながらまるで子守歌のようにジョニーが凱旋する時を歌う。ヒューストンの呼吸がだんだんとゆっくり、落ち着いてきた)

コロラド「……」ジッ

コロラド(私はAdmiralの横顔を見つめる。この人はさっき私とアトランタの命を助けてくれた。そして、自分の命も危なかったのにヒューストンのことも)

コロラド「……」キュン

コロラド(私の一番奥のところが、きゅっとした。この人に……Admiralにぜんぶぜんぶ委ねてしまいたくなる。この人にならぜんぶ任せられると思った)

コロラド「……っ!!」ハッ

コロラド(ってなんてこと思ってるのよ私!!違う違う!!ああもう!!おかしくなりそう!!今の私、正気じゃない……そうよ……これも……今感じてしまったこの気持ちも……全部違う……そう……吊り橋効果よ……)



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