加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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580:名無しNIPPER[saga]
2022/02/23(水) 20:55:56.99 ID:3SyoboktO
コロラド「ミス・ナガト?」

長門(コロラドが焦り始める。何かしてしまったのかと不安に思っていることが手に取るように分かる。彼女は何とか雰囲気を壊さないようにしようと努力しているのに我関せずとするのは帝国海軍の艦娘として沽券に関わる。暁たちも見ているしな)

長門「いや、失礼。提督を保護してくれているのだな」

コロラド「Admiral. ええ、そうよ」

長門「公式な立場での発言はできないが、私個人として礼を言わせてほしい。本当にありがとう。提督は私に、いや、私たち帝国海軍の艦娘にとって欠かせない存在だ。もし彼が失われたら……想像するのも嫌だな」

コロラド「……慕われているのね、彼は」

長門「ああ。少なくとも我々艦娘にとって提督はハリウッドスターやベースボールのスター選手のようなものだ。提督のプロマイドは民間でも人気らしい。特に、女性にな」

コロラド「でしょうね。Admiralはとても優秀だし、運動神経もバツグンだった。性格も良いし、おまけに容姿端麗だわ。人気が出ないはずがない」ポー

長門(思わずじっとコロラドを見つめてしまう。どこか愁いを帯びつつもうっとりとした表情でそう語る彼女はまるで……いや、違う。これは間違いなく恋する人間のそれだ)

長門(女の勘が告げている。コロラドは私と同じだ。あの人とコロラドの間に何があった……!?衝撃と共につい第六駆逐隊の方を見る。彼女たちも皆一様に衝撃を受けた表情をしていた)

長門(あまりの出来事に毒気を抜かれ、先ほどまで発していた敵意と殺気も鳴りを潜めている。とりあえず、ひとつはっきりした)

長門(提督は間違いなく生きている。ああ……早く会いたい……いろいろと要件が溜まっているからな)



提督(俺は今、アトランタとゴーヤと共に部屋で待っていた。間もなく長門と第六駆逐隊がここに来るらしい。アトランタに起こされ目を覚ますと何故かゴーヤが居たことに驚いた)

提督(ゴーヤからの話で日本がどういう動きをとっているか把握した俺は、同時にアトランタからコロラドが最適解を実行していることを聞いて安堵した)

提督(一度目が覚めた時に全裸のアトランタが上に乗っていたことや、何故かゴーヤが愛憎とおまけに劣情を煮詰めたようなドロリとした感情を向けてきていること)

提督(そして俺のズボンと下着が膝近くまでずり下げられていて口に出すのも憚るような恰好になっていたことをスルーする)

提督(汗を流して身だしなみを整え終わる頃には長門たちがコロラドと合流してこっちに向かっているとの連絡を受けた。本当は港まで迎えに行きたかった)

提督(しかしそれは俺の監視についていた合衆国海軍の艦娘たちにやんわりと止められたため諦める。部屋で待って日が西に沈む頃、ようやく長門たちがオアフ島に上陸したと連絡があった)

ブロロロロロロ

提督(もうそろそろかと思っていたら、聞こえるエンジン音。来たか。車両がこの家の前に止まる。エントランスのドアを開ける音。足音が近づいてくる。ゴーヤとアトランタがそれぞれ俺の左右斜め後ろに控えた。ノックの音)

コロラド「Admiral, コロラドよ。ナガトと第六駆逐隊の方々が来たわ」

提督「ありがとう。入ってくれ」

提督(ドアが開かれる。ああ、つい顔が綻んでしまう。コロラドに続いて入ってくる長門は、俺を見るとその真顔の鉄仮面が崩れた。心底安心したという表情で目を潤ませる。次いで入ってくる暁と響、雷、電たちは今にも抱きついてきそうだ)



アトランタ「!!!!」ドクン

USSアトランタの終わりの始まりをもたらしたソロモンの戦い。自分の命を顧みないような理解不能の自殺行為。敵の一人が突撃してくる。サーチライトでアトランタを照らしつつ戦闘を挑んできた。
さすがに駆逐艦と軽巡洋艦であの距離は撃ち負けはしない。しかし、、サーチライトに照らされたアトランタは敵の集中砲火を受け、助けを求めた味方にも混乱の最中敵と誤認され砲を向けられた
味方に敵と誤認されているなんて知るわけない。味方に撃たれたという事実に絶望し、容赦ない鋼鉄の嵐に晒され、撃破され、放置された。生死を彷徨い、捕虜になった
助けが来る希望はなく敵に犯され、致命的なまでに傷つき弱った心は簡単に奪われ、敵のスパイになった。NTR物同人誌の登場人物のようにアヘ顔ダブルピースの寝取られ宣言ビデオレターを送れと言われたら送るくらいに深く堕ちた
心の安定のために快楽を貪った。盲愛に全てを捧げた。罪悪感は枯れ果て、残るのは死と隣り合わせの張り詰めた日々。もう二度と心の平穏は取り戻せない
自分の味方は唯一、あの人。あの人に捨てられたら終わり。だから自分の全てをあの人に捧げた。アトランタはあの人に利用価値を証明し続ける。いつか破滅を迎えるその日まで
どうしてこんなことになったのか。かつて自分はまともだった。壊れてなかった。アトランタは無意識のうちに理解していた。それをすべて台無しにしたのは、アトランタを終わらせたのは、
あのサーチライトの主。暁と呼ばれる日本の駆逐艦娘だ。その暁が、現れた。

↓×1〜3 暁と不意に遭遇することになったアトランタの反応


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