加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」
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591:名無しNIPPER[saga]
2022/02/25(金) 00:47:42.83 ID:hN2I59o4O


コロラド「A,Admiral……?」

提督(何が起きているのか分からず、不安と困惑の表情で俺に声をかけるコロラドを手で制する。絶望に沈む響の縋るような眼差し。俺はアトランタに正対する)

提督「確かに君の言う通り、響はソ連に情報を流していた。しかし、それはソ連のスパイだからではない。逆だよ」

アトランタ「逆……まさか……」

提督「あの頃、我が国はソ連との間に国境問題を抱えていた。響は特務機関に引き抜かれて特殊任務に従事していたのだよ。目的は二重スパイとしてソ連の諜報網に潜入し、極東における彼らの動向を把握すること」

提督「響の活躍の結果、ソ連は実力行使を企図していることが判明した。紛争は避けられない。なら、負けるわけにはいかない。そこで特務機関は新たな任務を響に与えた。偽の情報をソ連に流すことだ」

提督「それによってソ連軍が仕掛けてくるタイミングをこちらの思い通りにコントロールした。結果は我々の辛勝だ。ソ連は強かった。響の活躍が無くては大敗だったと考えている」

提督「その後、情勢が変化したため最後に日本に巣食っていたソ連の諜報網を尽く摘発して響の特殊任務は無事に終了した。君が入手した情報はきっとそれについてのソ連側の不完全な情報だろう。それとも……」ジッ

アトランタ「っ」ビクッ

提督(俺はアトランタの目をじっと見つめる。君の事を信用している。嘘を吐いたりするわけがないという思いを込めて。アトランタがびくりと肩を震わせた)

提督「実は響は三重スパイで、あの紛争の結末も対日諜報網の壊滅もソ連の計画通りであり、今現在も響がソ連のスパイであるという情報を君は入手したのだろうか?」

アトランタ「し、してない……でも、響は酷く動揺していたみたいだけど……?」

提督「それはこの事は部外者に知られてはならない機密情報だからだ。きっと違うと言いたかっただろう。だが、響には守秘義務があった。それを忠実に守ったのだ」

提督「たとえ大切な仲間に誤解されようとも。失望され、軽蔑され、嫌悪されるであろうことが確実であっても。そんな悲壮な決意を抱かざるを得ない事態にいきなり陥れられた」スッ ナデナデ

提督(俺は響の頭を優しく撫でる。きっと、今俺がしていることは間違っているのだろう。だが、こうしたことに後悔はなかった)

提督「動揺してしまっても仕方がない。響、君の覚悟は見させて貰った。見事だ。……諸君、このことには緘口令を敷く。今聞いたことは忘れてくれ。私はここにいる全員を信頼している。もちろん鳳、君の事もな」

↓×1〜3 第六駆逐隊(特に響)とアトランタの心情と反応


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