【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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458: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/01/12(土) 23:54:57.24 ID:3X7C/Fi5o

分娩室の外、

出入り口の前に置かれたベンチに座る子、

壁に寄り掛かる子

集まる勇者部の面々は、

時折聞こえる大きな声に、目を瞑る

もう日は跨いだ

それでも、誰一人としてあくびの一つもしていない

疲れは感じていても、疲れたとは言葉にならない

風「……あぁ、そういえば、ごめんね樹」

樹「なにが?」

風「誕生日……今日……いや、もう昨日か」

誕生日だったのに。と、繰り返す風に、樹は笑みを浮かべる

樹「誕生日は、明日でも平気、来年だってある。でも、久遠先輩の子供が産まれる瞬間は今しかないよ」

だから、気にしない

悪いと思う必要なんてない

やるべきことをやったのだ

優先すべきことを優先しただけなのだ

それに文句を言うほど、樹だってもう、子供ではなかった


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