【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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588: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/01/23(水) 21:43:36.22 ID:W+GzUTfFo

世界を囲う壁の外

煉獄に包まれた世界は吸い込む空気でさえ、

肺を焼き尽くすのではないかと恐ろしくなるほどの暑さだった

漂う無数の星屑たちと、ひと際大きなバーテックスの成り損ない

風化し、崩れ去っていく風貌の亡骸は敵意を感じさせることはないが

その不気味な威圧感は勇者部の皆に息を飲ませる

夏凜「……火明命?」

そんな中、九尾から手渡された力の流れを感じた夏凜が導かれるように顔を上げる

足の踏み場などないかのように燃え盛る獄炎

そのところどころから延びる火柱の終着点に、夏凜の視線は留まった

園子「あれは……なんだろう?」

東郷「率直に言うなら黒い穴ね……」

園子の疑問と、東郷の呟き

見たことのない光景に、さすがの二人もそれ以上のことは言えないのだろう

観察するように眉を顰めたものの、言葉は続かなかった

樹「沙織さん達なら、わかったのかな」

風「九尾くらいは連れてくるべきだったかもね」


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