【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
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723: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/02/13(水) 21:38:09.97 ID:1KxjyBXoo

√ 12月14日目 朝(病院) ※日曜日


天乃「……え?」

起きたばかりの頭に響く声は、無理やりに絞り出された力のないもので

聞こえなかったからもう一度。

そう、聞き返すこともできるほどのものであるにもかかわらず、

天乃は小さく驚きの声を漏らすことしかできなかった

それを伝えに来た風は酷く顔を歪めていて、

とてもではないけれど……もう一度話してもらうなんてことが許されるような様子ではない

天乃「…………っ」

強く歯を食いしばった天乃は、今すべきこと、言うべきこと

それを一生懸命に考えて、息を飲む

天乃「風、間違っても戦いに移行だなんて考えないで」

風「…………」

天乃「風、お願い」

風「っ………」

風の握り拳に触れた天乃は、

ギリギリ引き寄せることのできる限りなく弱い力で、包み込む

天乃「ここで無理をしても、何にもならないから」


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