5: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/12/04(火) 03:26:27.26 ID:4N5ngplN0
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やがて全ての帰り支度が終わり、私はプロデューサーからの連絡を待つのみとなる。
その間の手持無沙汰な時間は、衣装さんとメイクさんの二人が埋めてくれた。
今日の感想と称して、始終褒めちぎられるのは少し気恥ずかしかったが悪い気はしなかった。
私が褒め殺しに遭っているさなか、ノックの音が三度楽屋へと飛び込んできた。
「はーい」と声を投げると、聞き慣れた声で「入っても大丈夫?」と返ってくる。
それを聞いて衣装さんたちは「あら、お迎えですね」と席を立った。
すたすたと入口まで歩いて行き、ドアを開ける。
先ほどとは打って変わってしっかりスーツを着込んだプロデューサーがいた。
衣装さんたちもさっきまでの朗らかな調子とは違って、業務モードがオンになっているのがなんだかおかしい。
そして、二人は私のプロデューサーと二言三言話して「お疲れ様でした。本日はありがとうございました」と帰ってしまった。
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