73:名無しNIPPER[ saga]
2018/12/11(火) 21:34:34.95 ID:rJCnA2SX0
「あれ、プロデューサーさん、向こうにまだ楓さんが」
「ん? …………ぶっ!」
「どうされました?」
「いえ、ちょっと唾が気管に……」
苦し紛れに嘘を吐く。今俺が、なんで吹き出すことになったかと言えば……。
ドアに背を預けた楓さんが、愛おしげにお腹のあたりを撫でていたからで……。
参ったなあと頭を抱えていると、向こうの楓さんと目が合った。そしてそのまま、彼女は無言で唇を動かす。
78Res/38.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20