87:名無しNIPPER[saga]
2018/12/16(日) 18:13:55.70 ID:O5UHSv/Z0
「じゃ、ここまででいいよ」
「……おう」
「学校ではいつも通りに接してね」
「パンツ履いてくれるならそうする」
「……脱いで来たら、またしてくれる?」
「…………その時に考える」
五つ子の家にほど近い道路で、彼女と別れた。絶頂しすぎて意識が半分飛んでしまった三玖を正気に戻すのに割と時間を食ったから、時刻はもう九時を回っている。逆に言えば、それだけの間俺たちは繋がっていたということだ。なんとも末恐ろしい。
夜風に頭を冷やしながら、俺も帰路に着いた。こんなことがあったというのに謎の余裕が生まれていて、そのせいで、本日二回目となるケータイのチェックなんて行為に及ぶことになった。
……が、それは大いなる落とし穴で。
『フータロー君、三玖と何してたの?』
一花からの簡素なメール。それだけで、俺は全てを察してしまった。
あの時通りかかったのは一花で、こちらに気付かなかったのではなく、意図的に見逃したのだと。
「…………勘弁してくれ」
この後の展開に怯えつつ、頭を抱えた。相変わらず、俺の家庭教師業務の明日は見えてこない。
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