百合子「文章による、読み手のコントロール実験」
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3: ◆bncJ1ovdPY
2018/12/24(月) 18:07:24.42 ID:4ZM246QO0
彼女はそう言うと、座っていた椅子から立ち上がってゆっくりと近付いてくる。
今度は何をされるのかなと少し笑いながら、彼女が距離を詰めてくるのを見つめていたーーはずだった。

……気付けば彼女の姿は、目の前にあって。
腕を背中に回され、吐息が顔にかかり、自分のものではない心臓の音が脳に響く。

「どうしたんですか?そんなに顔を赤くして」

なんでもない。そう言おうとしても、思うように口が動かない。


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